ごきげんいかがですか?わたしは相変わらずです。
幼いころから「○○賞」的なものにはトンと無縁、運動会でも文化行事でも表彰されたためしがない男住人Aです。
さてさて、真冬のこの時期、映画ファンにとって毎年楽しみな一大イベントがあります。それはアカデミー賞。今年で84回を数える、「アメリカ映画の祭典」と言われる映画賞です。ちなみに日本にも「日本アカデミー賞」というものがありますが、あまり興味がないのでそこには触れません(笑)。
昨年の受賞作品は『英国王のスピーチ』、その前年は『ハート・ロッカー』でした。これら一連の作品やその選定傾向には一言物申したい方もいるかもしれませんが、それでもやはり受賞となるとメディアでの宣伝効果は絶大で、ヒット作への道を爆走することになるのです。我々映画館スタッフも、自分の劇場で上映する作品が受賞するかどうか、毎年ハラハラドキドキしながら見守っています。
そして今年も去る1/24、そのアカデミー賞のノミネーションがついに発表されました!
今回のブログでは、そのノミネート作品の一部をご紹介しようと思います。
パソコンからご覧の方は、タイトルのリンクをたどって公式サイトのチェックもお忘れなく!
アカデミー賞の目玉!「作品賞」
『アーティスト』 4/7公開
『ファミリー・ツリー』 4月公開
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』 2/18公開
『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』 3/31公開
『ヒューゴの不思議な発明』 3/1公開
『ミッドナイト・イン・パリ』 5/26公開
『マネーボール』 (シネマイクスピアリでは上映終了)
『ツリー・オブ・ライフ』 (シネマイクスピアリでは上映終了)
『戦火の馬』 3/2公開
以上の9タイトルが作品賞ノミネーションです。ちなみにシネマイクスピアリではこれら全ての作品が上映ラインナップに入っています!つまりどの作品が受賞しても、シネマイクスピアリに来れば観られるというわけです。(上映終了した2作品は除きますが・・・。)
僕が去年最後のブログ記事で「2012年のおすすめ作品」としてご紹介した『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』『アーティスト』の2作品もノミネートされて、嬉しい限りです。
(こちらが作品賞ほか計10部門にノミネートされた『アーティスト』。傑作ですよ!)
作品賞以外のノミネート作品にも注目タイトルがいっぱいです。
主演女優賞をめぐるマーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』3/16公開)VSマリリン・モンロー(ミシェル・ウィリアムズ『マリリン 7日間の恋』3/24公開)のド迫力女子バトルの行方はもはや怖いもの見たさ。
(オスカーノミネーション最多記録女優、メリル・ストリープ。若さを吸い取られそうな迫力です。)
ということで、語りだすと尽きないアカデミーネタですが、最後にもう一作品、これだけは紹介したい!
ヴィム・ヴェンダースがカリスマ、ピナ・バウシュを撮った『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(2/25公開)。
ダンスファン&演劇ファンは必見のこの作品もきっちり長編ドキュメンタリー賞にノミネートされました!
僕の絶対観るぞリスト第一位の作品です。公私混同でおすすめします。
では、2/27の授賞式をお楽しみに!
By.A
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