『神様のカルテ』

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熟女を愛する男性の皆さん、そして美熟女に憧れる女性の皆さん、こんにちは。
男住人のAです。

さて、早速ですが今回のブログ記事の主役をご紹介します。ある時はカリスマ熟女、またある時は永遠の小悪魔、その名も女優・加賀まりこです。古くはATG映画『とべない沈黙』や『月曜日のユカ』、最近では『花より男子』で若者の認知度にもグイグイ食い込む名女優っぷりはあえて説明不要でしょう。ちなみに僕の「My Best・まりこ」は小栗康平監督の『泥の河』(本当に名作!)。この映画でまりこ姐さんの魅力にハマった僕は、「生・まりこに会いたい!」の一念で、『ハムレット』などの出演舞台まで追いかけるようになり、今に至ります。

そして、いまだ「今日も明日も六本木!神楽坂は私の庭!」的イメージを醸し出す(?)加賀まりこさんがこの『神様のカルテ』で演じたのが、末期がん患者の女性・安曇雪乃。女性は大学病院から見放され、櫻井翔さん演じる主人公・一止の元へやってきます。彼女との触れ合いの中で、やがて一止は目の前の患者の治療と最先端医療の研究との狭間で悩み、医者としての在り方を見つめ直していくことになります。

役柄の設定年齢は分かりませんが、加賀さんがここまで「老い」を隠さず演じる姿には、正直驚きました。でもそんな加賀さんの存在が、この映画には絶対に必要だったと思います。哀しくて、でもやっぱり可愛らしい。泣きました。

ちなみにこの作品の脚本を担当したのは、僕もドップリハマった医療ドラマ『ブラックジャックによろしく』も手掛けた後藤法子さんという方。今回もさすがです。

というわけで、気付けばこの映画の主役である国民的人気者、櫻井翔さん&宮崎あおいさんのお二人についてまったく触れないままに今回のご紹介は終了してしまいますが、このブログのコンセプト(ウラ)に免じてお許しください。お二人のファンの皆さんも、ぜひお見逃しなく。

追伸:
熟女ならぬ熟男(?)ナイスミドルであり、日本映画界を支え続けた原田芳雄さんの最後の作品『大鹿村騒動記』のシネマイクスピアリでの上映が、9/3(土)〜22(木)限定で緊急決定しました。
『竜馬暗殺』『父と暮らせば』、そして『タモリ倶楽部』・・・芳雄さんとの想い出は数限りないファンの一人として、僕も改めてスクリーンで楽しもうと思います。

By.A

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