皆さん、こんにちは。初めて好きになった外国のスターはデヴィッド・ボウイ、女住人Mです。
本日ご紹介するのはそのデヴィッド・ボウイのDNAを受け継ぐ息子・ダンカン・ジョーンズの長編2作目監督作品、
10/28(金)から公開中の『ミッション:8ミニッツ』です。
本作は軍人である主人公のコルター(ジェイク・ギレンホール)が、乗客全員死亡の列車爆破事件の犯人を捜し出し、犯人が次に予告している大きな爆破テロを食い止めようとする物語です。ただ、犯人探しの方法が一風変わっていて、列車事故で亡くなった乗客ショーンの死ぬ直前<8分間(8ミニッツ)>の意識に潜入する、ソースコード(本作の原題「Source Code」)という実験装置を用いるのです。
コルターはソースコードを使い特定された8分間を何度も何度も行き来して、犯人が誰かを探していきます。
ソースコードを使って行く世界はパラレルワールド。コルターは必死に犯人を探していきどんどん犯人の確信に近付きますが、特定の8分間を何度も経験することであることに気付き始めます。
それはショーンと一緒にいた女性クリスティーナへ仄かな恋心を持ち始めていたこと、そして偶然居合わせた見も知らぬ乗客一人一人の存在の大切さです。たまたま同じ車両に居合わせた乗客たちと何度も何度も言葉を交わし、その姿を見る事で、そこにいる人々それぞれに人生があることに気付き、コルターはクリスティーナや乗客たちを助けたいと願うようになります。でも、過去を変えることは出来ません。
そうであるならせめて最後の8分間だけでも彼らに幸せな記憶を残してあげられないか、と思い始めます。
そして、コルターは自分自身の人生についてもこれまでとは違う何かを見つけ始めます。
『ミッション:8ミニッツ』、入口はSFサスペンスですが、出口はとてもドラマチックです。
トリッキーなSFサスペンスの世界をコンパクトな94分と言う尺で映像化し
さらに、エモーショナルな味付けも加えてしまいました!!
才能あるダンカン・ジョーンズ、彼の次回作が今から楽しみです★
By.M
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