『タイタニック 3D』

|

1997年、当時は福岡の劇場で働いていました、女住人Mです。
シネコンが今ほどなかった15年前にこの映画は公開され、最終的には全世界興行成績歴代2位(1位は「アバター」)、日本洋画興行成績歴代1位を樹立!当時の映画館は平日も超満員、私はトイレに行くのも我慢してただひたすらチケットを売っていた記憶が・・しかもその現象は何カ月も続きました。そのお化け映画のタイトルは『タイタニック』。今回、タイタニックの出港から100年目を迎える今年の4月にジェームズ・キャメロン監督総指揮の下、『タイタニック3D』が公開です!!

キャメロンと言えば「アバター」の監督で3D映画に新しい歴史を切り拓いた立役者、3Dと言えば、キャメロン、キャメロンと言えば3D、“3Dの神”と言って過言ではないでしょう。3D映画と言っても、「アバター」のように最初から3Dカメラで撮影した3D映画もあれば、2Dカメラで撮影したものを後にソフトで3Dに変換し、3D映画とするものもあります。“3Dの神”キャメロンにとっては、「3D映画は3Dカメラで撮ったものでないとダメやね!」と言う思いはあったようですが「皆に愛して貰った『タイタニック』をもう一度、大きなスクリーンで見て貰いたい!」と言う熱い思いから3D化を決意。キャメロンの元には精鋭エンジニア300人以上が集まり、1年以上の歳月をかけ、しかも1800万ドルという下手したら映画が1本作られる製作費を投じ、魂を込めて3D版として『タイタニック』を復活させました!!その熱い想いを伝えるべくキャメロンが3/30(金)に来日。1997年に公開された『タイタニック』。実は日本が全世界で最初に上映をした国で、しかも全世界興行収入の内訳も全米に継ぎ、世界第2位。キャメロンにとっても日本の観客に『タイタニック3D』を見て貰うことは特別な思いがあるのです。
175FPO.jpg
(映画は映画館で見てほしいんだ。大きなスクリーンで。だから今回、3D版を作ったんだ!By.キャメロン)

これまで多くの観客が涙した本作に対しキャメロンは「2D版でコップ一杯の涙を流した人はこの3D版で2杯分の涙を流すことになると思うよ」とその完成度に自信満々。“3Dの神”キャメロンの手にかかった本作はいわゆる映像の奥行きと言ったビジュアルでのアピールだけでなく、感情さえも倍増させる世界観を作ってみせたのです。
「アバター」の公開前、「この青い人たちの活躍でキャメロンは凄い映像を見せる、って言うとるけど、大丈夫なんか?」と思った私でしたが、その不安をあっさり跳ね除けた映画を作った“3Dの神”キャメロンが自信をもって我々に届けてくれますからね。15年ぶりの『タイタニック』しかも3Dに心が踊らない訳がない!!ってことです。

『タイタニック3D』は4/4(水)に先行上映をし、4/7(土)からの公開です。
これは3Dメガネが感動の涙で曇るのを覚悟して、スクリーンで見るべし、見るべしです!

By.M
(C)2011 Fox and its related entities. All rights reserved.

【タイタニック・マメ知識】
タイタニックの特等室は870ポンド(現在の価値で約575万円)だったそうですが、一番安い3等室で3〜6ポンド(約2〜4万円)だったとか。いろいろな人が乗ってたんですね。

カテゴリ

2015年9月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30