人生ギリギリGirl(ガールと言う年齢でもないですが・・)な私、女住人Mが今週ご紹介する映画は
ギリギリと言うところで共感度100%の『崖っぷちの男』です。
舞台はNYの高級ホテルの高層階。部屋の窓を開け、地上60メートル、幅たった30?pの縁に立つ男(サム・ワーシントン)は今まさに飛び降り自殺をしようとしています。彼は自分の身元も明かさず、なぜ自殺しようとしているのかも明かさず、ただ交渉人として女性刑事リディア(エリザベス・バンクス)を呼ぶことだけ要求します。しかし彼はある事件で投獄され、脱獄した元警官だったことがわかります。彼の名前はニック・キャシディ、まさに人生の崖っぷちに立っている男。でも彼がこんな無謀な行動を取るにはある本当の理由が・・・う〜ん、大ドンデンの香り。
本作は高所恐怖症ながらも実際にNYの高層ホテルの壁面、地上60メートルでの撮影にも挑んだサム・ワーシントンの「本当に怖いっす」な演技を筆頭に、テンポ良くスリリングに物語が進行していく所が見所。
高層ホテルの崖っぷちならぬ壁っぷちでニックが「わ〜わ〜」言い、何やら怪しげな行動を取りつつ、途中からニックの協力者である弟のジョーイとその恋人がある企てを向かいのビルで繰り広げると言う基本、2か所限定での展開。なので脚本が肝な映画な訳で、ストーリーはグイグイ行きますよ〜。
(お色気要員もスタンバイ!)
正直「ホテル高層階の窓はそもそも開きませんよ」とか最終的には「ニック、いろんな人に迷惑をかけ過ぎだろう」とツッコミを入れたくはなりますが、そんな所を差し引いても骨太で緊張&緊迫感ありまくりの上映時間1時間42分でもうハラハラドキドキです。
(おまわりさん、道連れ〜)
ジメ〜っとした夏を迎えるこの時期にスカっと1本、映画は如何ですか?
『崖っぷちの男』は7/7(土)よりシネマイクスピアリで公開します!
By.M
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