師走に突入、12月は本当に慌ただしく過ぎていきますね。皆さんこんにちは、女住人Mです。さて、今回ご紹介する映画はシネマイクスピアリで12/1(土)から公開中の『007 スカイフォール』です。
007シリーズは言わずもがなMI6(英国情報局秘密情報部)のエージェント=ジェームズ・ボンドを主人公にしたイギリスのスパイ映画。今年は007シリーズ生誕50周年と言うこともあり、ロンドンオリンピックでエリザベス女王とボンドが共に開会式に登場したりと、本作における期待度は公開前からMax!そして日本よりひと足早く公開したイギリスでは既に国内史上最大のヒット作となっていて、全米でもシリーズ最高のオープニング記録を樹立。12/1(土)から公開した日本でも週末興行収入ランキングNO.1、絶好調スタートを切りました。
世界中で本作がそんなにヒットしている理由はダニエル・クレイグファンの私からすると「え?ダニエルがかっちょいい映画なんだよ。それ以上なにか?」と言うことしか思いつきませんが、注目はやはり007シリーズ初めて監督に「アメリカン・ビューティー」でアカデミー賞受賞経験のあるサム・メンデスを迎えたことがあげられるでしょう。スパイ映画の枠を越え、重厚なドラマ性も盛り込むことで、ボンドの人間性がより深いものとなりました。その上、個人的にも007ファンであるメンデス監督はこれまでの007シリーズファンの期待を裏切らない、旧作への目配せも忘れていません。往年のファンから新しい観客の心まで虜にするのが本作なのです。
(サム・メンデス監督とM役のジュディ・デンチ)
しかも、こういう物語は悪役のインパクトがあるとより盛り上がりますが、「ノーカントリー」でおかっぱ頭の殺し屋シガーと言う映画史上記億に残る悪役を演じたハビエル・バルデムが強烈な悪役シルヴァとして本作に登場。その昔、上司Mから絶大な信頼を得ていたと言う設定のシルヴァと現在Mから最も敬愛を受けるボンドの対決がもうたまらんとです!「Mの最愛の部下は俺だ」「いや俺だ」とMを奪い合う二人に、今回のボンドガールはもしや・・・と言った様相。もう私はM(=ジュデ・デンチ)になりたかったですよ!
(ハビエルたんの金髪が似合ってなくて、また良い!!)
そしてダニエル・ボンドは今回も超素敵!トム・フォードのスーツをビッチリ着こなしたままでアクションを繰り広げるダニエル!!予告編でもお馴染み、列車の屋根での格闘シーン。屋根から車内に着地したダニエル・ボンドが先ずすることは袖のカフスを直すこと!!!あんな激しい死闘途中で最初に気にするのがカフスのズレなんですよ!!どんだけジェントルマンなんだ。どんだけ英国紳士なんだ〜!!もうこのシーンだけでご飯10杯食べられます。
(ロケ中のダニエルさん。)
とにかく、007=オヤジたちの映画と思っている方もまだまだ多いと思いますが、007とは男のロマンと女の萌え所が満載のめくるめくワンダーランド映画なので、007シリーズと聞いてもピンと来ない方も是非一度ご覧あれ!!です。まだまだ語り尽くせない程、魅力満載の本作ですが、50周年記念作品にふさわしい新旧の融合と必ずや次回作が待ち遠しくなるまさかのエンディングなど観客の心を裏切りませんので是非ご堪能下さ〜い!!
(MI6の武器開発担当Qはメガネ男子の可愛い子ちゃんだよ!)
By.M
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