すっかり正月気分も明けちゃいましたね・・・女住人Mです。
前回のブログで今年の注目作品を挙げましたがそのうちの1つ『スター・トレック イントゥー・ダークネス』について
今回はご紹介します。
公開は今年9月なのになぜ私がそんなに期待し、既に盛り上がっているのか・・・・ズバリ言いましょう。『スター・トレック イントゥー・ダークネス』の悪役を今、もっとも注目している俳優、ベネディクト・カンバーバッチが演じるからです!(個人的過ぎる!!)
ベネディクト・カンバーバッチ(以下、バッチさん)の当たり役と言えば、イギリスのBBCドラマ「SHERLOCK」の主演シャーロック・ホームズ役。それまでイギリスの舞台やドラマを中心に活躍していたバッチさんは「SHERLOCK」の演技で広く知られるようになり、スピルバーグ監督の「戦火の馬」や「裏切りのサーカス」と言った映画にも続々出演。本作の抜擢もJ.J.エイブラムス監督(以下、J.J監督)が「SHERLOCK」を見て「この彼の本名、なんて読むかわかんないけど素晴らしいぞ!このなんとかバッチ君に悪役やってもらわないか?」と言うことで決まったとか?!
そして先月、秘密主義者で有名なJ.J監督が『スター・トレック イントゥー・ダークネス』の9分間の特別フッテージを携え来日したのです。しかもこの映像は世界初お披露目ということもあり、韓国や中国からもプレスが多数集結。J.J監督は「日本が好きだから仕事にかこつけて来日したかったんだ」と言っていましたが、ハリウッドスターの来日もめっきり減ってきた昨今、こんな貴重なプレゼンの場を日本に選んでくれて、J.J本当にありがとう!!と直接言いたかったぐらいです。しかも主役のキャプテン・カークを演じるクリス・パインと共にバッチさんも一緒に来日!やっほ〜い!!!
J.J版「スター・トレック」を見てスタトレファンになった私にとって、いち早く映像が見られる喜び、その上にバッチさん初来日にテンションが上がらない訳がない・・・「あ〜人生で一番、バッチさんの近くにいられる」と妄想列車は止まらない・・・
(左から、ベネディクト・カンバーバッチ、J.J,エイブラムス監督、クリス・パイン、製作のブライアン・パーク)
J.J監督は9分間のフッテージを見せた後に「この映画で次のレベルの映像を皆さんにお見せします」と自信満々。そして質疑応答の模様も以下、ご紹介します。
Q:J.J.監督が本作に込めた想いを教えて下さい。
J.J.エイブラムス監督:
「前作に比べても、スペクタクル、物語、感情と全ての面において大きな映画になっているし、私が映画で好きなものが全て詰まっています。また前作では若きキャプテン・カークの成長を描きましたが、本作ではさらに彼が試練を受け、強力な悪役も登場します。」
Q:クリスさんはキャプテン・カークを再び演じられますが、どんな思いですか。
クリス・パイン(主演:キャプテン・カーク):
「J.J監督は本当に才能の溢れる人です。映画が持つユーモアやアクションといった様々な要素を描ける上にキャラクターを中心としたドラマ性も描くことが出来る人です。本作でカークは彼にとっての旅に出て、試練を受け、これまでは自己中心的な人物だったのが自分を捨ててまでもリーダーとして仲間を率いていく、真のリーダーになれるか試されるのです。」
Q:カンバーバッチさんは本作から参加となりますが、ハリウッドの超大作の出演をオファーされて如何ですか?
ベネディクト・カンバーバッチ(悪役・役名未発表):
「ほんのちょっとの間は心が躍ったのですが、しばらくすると恐れを感じました。と言うのも前作のファンだったし、2作目の本作の方がもっと大作になるだろうと思ったからです。そしてまた悪役を演じると言うことで、うきうきしながらもこの物語の旅立ちの中に自分も置かれることにいろんな感情が生まれました。全ての過程は早く進んで行ったのですが、何も障害もなく、すんなりこのメンバーに入ることも出来ました。」
この後も、カンバーバッチへの「冷酷な悪役と言う設定ですが、演じるにあたり気を付けたことはありますか?」と言う質問に対し、クリス・パインに「普通通り、地でいけば良いよ」とからかわれた後に「私はこの悪役にもきちんとした心があると思います。彼の行動の中には意図や理由があって、単純に善悪をきっぱりとわけられない。そういう所がJ.J.監督が描く作品の素晴らしい所で、それによって私は役に幅を持たせることが出来、それが演じることの醍醐味です。今まで演じてこられたような完璧な悪役とは違う所を皆さんに見てほしいです。そして素晴らしいキャストと脚本に助けられています。」と熱く語り、「ちょっと話すぎたね。短く訳して構わないよ」と通訳さんに耳打ちをする場面も。
最後にJ.J.監督から「子供の頃からこういう映画が撮りたかった、と言う作品になっています。私の大好きな日本でこの作品をお見せ出来ることを大変光栄です」とメッセージを贈ってくれました。
いや〜、もうダイナミックな映像にただただ圧倒され、かつキャプテン・カークのさらなる試練とさらなる成長、そしてそれに立ちはだかる魅力的な悪役を演じるバッチさん。もう、9月まで待てませんよ!!!!「ダークナイト」のように適役が魅力的だと物語そのものが抜群に面白くなる、と言うのはセオリーですからね。きっとバッチさんはこの大役を見事に果たす存在だと私は猛烈に期待しております!!先ずは1/16からTV放映されるバッチさん出演の「SHERLOCK」を見て、一旦心を鎮めようかと思います。
繰り返しお伝えします、『スター・トレック イントゥー・ダークネス』は今年9月の公開ですよ。まだ先ですが、今からお楽しみに!
『スター・トレック イントゥー・ダークネス』公式HPはこちら
(バッチさんの魅力と言えばその艶やかな低音ボイス。特報の台詞は全部バッチさんです!)
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