皆さんこんにちは、女住人Mです。子供たちの夏休みは終わりましたが、9月の連休に向けて映画はまだまだ公開ラッシュ!
今回ご紹介する映画は9/13(金)公開の『ウルヴァリン:SAMURAI』(2D&3D)です。
愛する人を死なせたことから隠遁(いんとん)生活を送っていたローガン/ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の元に赤毛の日本人女性ユキオ(福島リラ)が現れます。彼女はローガンがかつて命を救った大物実業家の矢志田の遣いで、彼が再会を切望していることを告げ、一緒に日本にやってくることに・・・。しかし再会後すぐ病に冒されていた矢志田は死去。彼の葬儀に参列していた時に正体不明の武装集団に孫娘マリコ(TAO)が襲われたことから、彼女と共に東京を脱出します。戦いの最中に自身の持っていた治癒能力が失われていることに気付いたウルヴァリン・・・。そして異国の地で恐るべき陰謀に巻き込まれていきます。
“ウルヴァリン”とはマーベル・コミックの「X-Men」シリーズの中の登場人物でもあり、突然変異によって超人的能力を持って生まれたミュータントの一員です。“ウルヴァリン”はローガンのコードネームでイタチ科の獰猛な小動物クズリを意味するので、劇中ローガンは「クズリ」とも呼ばれています。
“ウルヴァリン”を演じるはおヒューことヒュー・ジャックマン!すきやばし次郎と富士山をこよなく愛する親日家の彼は世界中で最もナイスガイなハリウッドスター。(って、知り合いじゃないですけど・笑)
演技・歌・ダンス・ルックス・性格と全てがパーフェクトなおヒューの代表作がこの“ウルヴァリン”。コミックの中でも“ウルヴァリン”は日本通であり、何度か日本にも行っていると描かれているため、まさにおヒューが演じるにピッタリな訳です。おヒューは本年度の大ヒット作「レ・ミゼラブル」を見ても言わずもがなの演技派。本作では“ウルヴァリン”にふさわしい肉体を作り上げ挑んでいます。
(44歳にしてこの肉体!CGじゃないよ、ホンモノだよ。)
そして、今回日本人女性キャストとしてスクリーン・デビューを果たしたマリコを演じるTAOさんとユキオ役の福島リラさんにも注目!二人は国際的なトップモデルですが、演技も出来る器用で才能溢れる女性たちです。特に福島リラさんはローガンのボディーガードも勤めるため、かなりのアクションシーンがあるのですが、もともとエクソサイズの一環でマーシャルアーツをやっていただけあって、アクションセンスが良い!現状ハリウッド進出している女優の代表格は菊地凛子さんですが、特に福島リラさんなんかはその個性的な風貌と身体能力で今後、もっともっと活躍してほしいと思いました。
そして極め付け、ハリウッド進出している日本人男優二大勢力の一人・真田広之さんが本当に素晴らしかった!!彼は矢志田の息子シンゲンを演じるのですが、同じ日本人だからと言う贔屓目を除いて、本当に惚れぼれする存在感なのです。52歳の真田さん、いや広之ですが、もとJAC(ジャパンアクションクラブ)なだけあって、そしてアメリカに拠点を置き活躍しているだけあって、その身体能力は全く衰えなし。物語は途中、海外の人が思い描きそうな不思議ちゃん日本表現やコミックらしい展開を繰り広げながらも、おヒューと広之の演技力が映画の軸をシッカリと支えていくのです。もうブラボーです。
舞台が日本なだけに本作は昨年、東京都内を始め、日本の各所でロケを敢行!我々日本人が見ると馴染みのあの場所がハリウッド映画のワンシーンになっていると、なんだかそれだけでテンションも上がるものです♪
当初、おヒューの安定した演技と鍛えられたBodyを拝もうと本作に挑んだ私ですが、最終的にはおヒューに“日本の宝”と言わしめた真田さんがスクリーンから発する輝き(それは演技に対する真摯なまでの姿勢)に、広之を惚れなおす1本となりました。
いや〜、もう最高だね。
★おまけ★
2013年8月29日に行われた来日記者会見の写真ギャラリーをお楽しみ下さい。
(左からユキオ役の福島リラさん、真田広之さん、ヒュー・ジャックマンさん、
ジェームズマン・ゴールド監督、マリコ役のTAOさん)
(この笑顔がチームワークで本作を作った証だね!)
(「日本が大好きだからいつか日本で撮影したかったんだ。夢が叶ったよ!
特に真田さんとのシーンは非常にダイナミックで素晴らしいシーンになったよ。
彼は本当に素晴らしい役者だよ。」By.おヒュー)
(本作の撮影で来日した時に息子さんと一緒に富士山にも登ったほどおヒューは大の富士山好き!
撮影時には釣りもしたけど、一匹も釣れなくて残念だったとか・・・。)
By.M
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