人生にくじけそうな皆さん、こんにちは!くじけっぱなしの男住人Aです。
映画やテレビの題材ではそんな僕らを励ましてくれる物語をわりと見掛けますが、今回ご紹介するのはそんな中でも妙にリアリティがあって、ガチで励まされた一作『ワン チャンス』です。大ヒット公開ですよ!
この映画は、ポール・ポッツさんという今も活躍するオペラ歌手の波乱万丈の半生を描いたもの。どうやらポールさんは以前は携帯電話の販売員をしていた方で、オーディション番組で優勝したことをきっかけにデビューされたそうです。幼い頃から歌の才能だけは抜群だったものの典型的なイジメられっ子で、大人になってもイマイチ地味な生活を送ってきたポッチャリ兄ちゃんです(ファンの皆さま、ごめんなさい)。
そんなポールくんが不運を乗り越えて世界的なオペラ歌手になるまでを描く本作は、ある意味シンデレラ(?)ストーリー。ただ、彼はちゃんと努力の人でもあるので、だからこそここまで未来を開拓できたのでしょう。ポール・ポッツは一日にして成らず、ということか・・・やっぱり人生は甘くない。
ちなみにこの作品にはぜひ注目してほしいキャラがいます。それはポールさんの奥さんになるジュルズさん。自称:キャメロン・ディアス。下のチラシで右下に写っている方ですね。
(演じるのはアレクサンドラ・ローチさん。2012年公開の『マーガレット・サッチャー』で若き日のサッチャーを演じてました。)
このキャメロン奥さん、果たしてキレイなのかそうでもないのか、超絶に微妙(失礼)。キャメロンに似ているかどうかは、正常な脳では判断できません(笑)。でも映画を観ていると、この奥さんの存在がポールさんの人生を良い方向へ導いているような気がして仕方ないのです。顔はともかくとして(失礼)本当に魅力的な奥さんで、時にダメダメモードなポールさんをそっと支える姿には、もう世のオッサンはイチコロです。僕の今年のベストカップルはポール&ジュルズで決定ですね。もしこれが美男美女カップルだったら、きっと僕は「何だよ、結局世の中顔だよな!」とブサイクのひがみを炸裂させて終わりなので、そういう意味でもとても良かったです(失礼)。
そしてそんなポール・ポッツさん(ご本人)が映画の公開を前にデヴィッド・フランケル監督とともに来日され、都内の教会でプレミアイベントが開催されました!イベントにはお二人のほかに、日本から荒川静香さんと藤澤ノリマサさんがゲストとして登壇。
藤澤ノリマサさんは“ポップオペラの貴公子”と呼ばれる実力派で、イベントではポールさんとの生デュエットも披露。
荒川静香さんはトリノ五輪でプッチーニの名曲「誰も寝てはならぬ」を用いた演技を披露してくれましたが、その曲はまさに、ポールさんが運命を変えたオーディションで歌った曲。そんな縁もあって、会場に駆け付けてくれたのでした。
皆さんのコメントを写真とともにお楽しみください!
【ポール・ポッツさん】
人生が映画化されるのは普通は死んだ後だと思うので、少し不思議な気分ですが(笑)、笑えて温かい気持ちになれる素晴らしい映画です。一番届けたいメッセージは「チャンスを掴むことができるのは周りにサポートしてくれる人があってのこと」「そして何より諦めないこと」です。
【デヴィッド・フランケル監督】
この映画はラブストーリーでもあります。信じ合い、支え合いながら夢を叶える物語だと感じていただければ嬉しいです。本作では周りの人たちに愛され、そして生きていく姿を描いています。人生は色々あって七転び八起きですが、この作品からインスピレーションを受けて、自分を高めるのに役立ててもらいたいと思います。
【荒川静香さん】
私は「誰も寝てはならぬ」に2度運命を変えてもらいました(2004年、2006年)。ポールさんもこの曲でチャンスを掴んだということで、嬉しい縁だと感じています。この映画は耳で、目で、そして心で楽しめる作品です。
ここでポールさんが「誰も寝てはならぬ」を豪華に生披露!
荒川さんも「鳥肌が立ちました!」と大興奮。
2曲目は藤澤ノリマサさんとポールさんのデュエットで「ムーン・リバー」!
「このデュエットはまさに“ワン チャンス”です!興奮して2日前に熱を出しました(笑)」とアツい口調の藤澤さんでした。
(こんな豪華コラボ、もしチケットが売ってたらプレミアものですね・・・。)
そしてブログの最後にオマケ情報。オペラファンの皆さんは映画の中の歌唱シーンにぜひご注目を!実はその歌声はポール・ポッツさん本人が吹き替えてます。贅沢!
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