『はじまりのうた』

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 バレンタインディも近づき街も浮足立つ時期になりましたね。既にチョコをいただいてしまった女住人Mです。
さて今回ご紹介するのは今の時期にピッタリの映画2/7(土)公開『はじまりのうた』です。
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 主人公はミュージシャンの恋人デイヴ(アダム・レヴィーン)と共にNYにやってきたグレタ(キーラ・ナイトレイ)。彼氏はメジャーデビューが決まり多忙になる一方、おいてけぼりのグレタ。その上、デイヴの浮気も発覚!そんな傷心のグレタの前に現れるのが過去には数々のヒットを手掛けるものの、今は落ち目の音楽プロデューサー、ダン(マーク・ラファロ)。起死回生をかけ彼女を売り出したいけれど、お金がない!そんな時に思い付いたのがNYの街角を使ってレコーディングすること。偶然の出会いと音楽で結びついた二人の人生が動き始めます。
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 本作は2007年単館劇場で公開されクチコミで大ヒットした「ONCEダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督の最新作。前作はダブリンの街角で歌を歌いながらデビューを目指していたある男の物語で低予算、ノースターキャスト映画でありながらも音楽ファン、映画ファンの心をつかみ、その年のアカデミー賞歌曲賞を受賞、その後この作品は舞台化されトニー賞ミュージカル賞を受賞、昨年日本でも上演されました。今回そのジョン・カーニー監督が前回と同じく音楽映画を作る、しかも舞台がNY、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズでもお馴染のキーラ・ナイトレイに個人的な贔屓俳優マーク・ラファロがメインキャストという一報を目にした時はそれだけでテンションが上がりました。そしてそれと同時に「前作があんなに良くて、しかも世界的にスマッシュヒットした後だから予算あげるから、同じようないい感じの映画を作ってよ」とかプロデューサーに言われのかな〜、お金儲けの道具にされちゃうのかな、と一抹の不安も・・・。が、が、が、本作も「ONCE ダブリンの街角で」に劣らず、いやそれを越えるぐらいのキャッチーさに溢れる素敵な映画でした!!!バンザ〜イ!
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(製作陣の中には映画ファンにはお馴染、ジャド・アパトーの名前も!)

 何と言っても今回も音楽がいい!キーラが歌うシンガーソングライター系のサウンドがいい!(音楽を手掛けたグレッグ・アレキサンダーの)耳にも心地よいサウンドはどれもいいし、キーラが歌うとどの曲も2倍増しで可愛いし、物語上ポイント使いで流れるスタンダードナンバーの選曲センスも抜群!本編の中でグレタとダンがそれぞれのiPodの音楽を(イヤホンスプリッターでもって共有し)聴きながらNYの街を歩き回るシーンなんかもうたまりません!(あれしたい、私もマーク・ラファロとあれやりたい。)おまけにキーラ扮するグレタの元彼に人気バンド、マルーン5のアダム・レヴィーンがキャスティングされていて、あの魅力ボイスが映画の中でも披露されるんです。もう音楽ファンにはたまらない、たまらない。
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(本作の劇中歌「Lost Stars」は本年度アカデミー賞歌曲賞にノミネートされています。
日本時間2/23に開催されるアカデミー賞授賞式でもアダム・レヴィーンがこの曲を披露しますよ)

 もちろん、ストーリーも良し!冒頭のグレタとダンの出会いはまさに音楽に魔法がかかる瞬間が映像となっていて、このシーンだけで5億点!その後、お金がないから・・・と昔からの友達やたまたま出会った子供たちや、音楽家を誘って街中を使ってレコーディングをするその展開も、もうひとつの魅力的な主人公とも言えるNYの街並みと共にさらにこの映画にきらめきを与えます。そして何より、大好きな音楽で傷つくことがあった彼らがその大好きな音楽でもって一度壊れたものを修復し、また新たなスタートを切り、大好きな音楽とまた向き合っていく様に心弾まない訳がない。もう個人的にも心からオススメする1本です。
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(舞台がNYだから成立したといっても過言ではない、正しいニューヨーク映画でもあります。)

 そんな観た人をハッピーにしてくれる本作の特別試写会をシネマイクスピアリにて開催しました。
その時のお客様からのコメントもご紹介します。
☆「グレタの歌声がステキでした。こんなにも温かい気持ちになれた映画は初めてでした。音楽の力、偉大!!!苦しい時、つらい時にいつも側にいたのは私にとっては音楽だったのでこの映画に出会えて良かった!!」 (19才・女性・学生)
☆「元気が出ました!自分の生き方に自身を持ちたいと思えました。音楽の力ってステキですね!!」(17才・女性・学生)
☆「曲がすごく良かった。踊り出したくなって困った!!体が自然にリズムをとってる〜!」 (52才・女性・主婦)

☆「今日はダンナと一緒に久し振りに映画に来ました。音楽って深いな〜って
改めて感じました。心あたたまる映画でした。」 (49才・女性・主婦)
☆「おもしろかった。とりあえず昔バンドをやってた友人に見なって言おうと思います。」 (53才・女性・会社員)
☆「歌が心に響きました。音楽の力ってすごい!!」 (17才・男性・学生)

☆「キーラ・ナイトレイがめちゃ美人に見えた!!」 (19才・男性・大学生)
☆「ただのシンデレラストーリーじゃない。ただの恋の話じゃない。ただ歌うだけの映画じゃない。
自分のものさしの短さに気付かされ、輝きは何なのかを思い出させてくれました。」 (30才・女性・自由業)
☆「主人公のグラタの澄んだ歌声が心にしみわたりました。一つ一つの音楽が大好きになりました。私もあのアルバムほしい!」 (19才・女性・大学生)

 こんな素敵な映画を作ってくれるジョン・カーニー監督には世界中いろいろな街角を使った音楽映画を撮り続けるそんなシリーズも提案したいぐらいです。
映画も音楽もなんてことない風景や日常を一気に輝かせるパワーがある、そんなことを気付かせてくれる『はじまりのうた』2/7(土)よりシネマイクスピアリにて千葉県独占公開です。
映画を観終わったら絶対、サントラとイヤホンスプリッターがほしくなりますよ〜!

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By.M

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