皆さんこんにちは、現実より霞を食べて生きている女住人Mです。
今回ご紹介する映画は“男は夢を求め生き、女は現実に生きる”・・・
そんな作品、6/14(土)公開の『華麗なるギャツビー』です。
舞台は第一次世界大戦がもたらした好景気に沸きあがる1920年代のアメリカ、ロングアイランド。夢を追い求めてこの地にやってきた、ニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)の元に隣人ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)からパーティーの招待状が届きます。それを機にギャツビーと親しくなるキャラウェイですが、宮殿のような豪邸に住み、毎夜豪華絢爛なパーティーを開いている彼の素性を誰も知りません・・・キャラウェイはミステリアスなギャツビー自身に魅了されていくうちに、彼には人生の全てをかけた“秘密”があることを知ります。
本作はアメリカがまさに経済大国No.1に躍り出た最も浮かれ輝き、アゲアゲだった時代をそのまま映像化している1本です。前半は金持ちギャツビーが夜な夜な繰り広げるパーティーシーンを中心に、それに集う大富豪たちの狂乱っぷりが描かれますが、このビュティフォーなこと、ゴージャスなこと、この上ない!!!監督は「ムーラン・ルージュ」、「ロミオ+ジュリエット」のバズ・ラーマン。
もともと古典の作品を現代風にバリバリアレンジし、全てをゴージャスにしたてあげることが得意な彼が手掛ける『華麗なるギャツビー』の世界観は、やっと景気が上向き風になってきて、「もういい加減、辛気臭いもん、嫌だわ。パ〜っと派手にいきたいわ」と言う日本国民のリクエストに応えてくれたかのようです。
(ジュエリーに衣装に溜め息ものの数々!スクリーンいっぱいに広がる煌びやかな世界!そして爆音でかかる音楽に、
極上と言う言葉をここで使わずしてどうする!ってなぐらいの極上空間!!)
そこに登場するのが「タイタニック」、「ロミオ+ジュリエット」以来のキラキラ★ディカプ扮するギャツビーです!もうギャツビー初登場シーンはディカプの後光が眩しい、眩しい!そんなディカプがひた向きに愛して止まない女性がキャリー・マリガン扮するデイジー。彼女の初登場シーンもディカプに負けておりません。女性なら誰しもうっとりするマリガンちゃんの衣装の数々、そしてジュエリーが、あ、あなた!あらゆる欲で形成されている女性陣には目に毒なレベルです。
前半戦はそんなド派手な展開ですが、物語は次第とギャツビーの素性を明らかにしていきます。ギャツビーが実はデイジーにずっと恋焦がれていて、でもデイジーは大富豪トム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)の妻。振り向かせたい、デイジーを・・・。デイジーの気を惹きたいがために毎夜パーティーを繰り広げ、デイジーを喜ばせるために自分も巨万の富を得る、そのためには手段は選ばない。つまりギャツビーは物質的なものは持ってる男になるのですが、実際のところ本当に大切なものを得ているのか?何か大切なものを犠牲にしてはいないか?と言うことが描かれていきます。羽振りよく派手にふるまっていたギャツビーですが、ある事件が起きた時、それまで彼の周りにいた人々は蜘蛛の子を散らしたように去って行くのです。その時デイジーは・・・・。“男は夢を求めて生き、女は現実に生きる”。ディカプが報われぬ恋をする男を魅力的に演じるのでした。
(ディカプ・ファンが最も見たかったディカプとこの映画で出会えますよ)
ちょっとしんみりしちゃいましたが、とは言え、アメリカがもっともアゲアゲだった時代を見事に描いた本作は、皆さんをクラシカルだけど最先端、エレガントだけどスタイリッシュな魅惑のまばゆい世界に誘うことは間違いなし!です。
本作は2D&3Dでの上映。ギャツビーのパーティーに参加した気分になりたいあなたには3Dでの鑑賞をオススメします!
PS、
ディカプ・ギャツビーにも負けないギャツメンがシネマイクスピアリにもいるよ!
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