『ゴジラvsコング』
全米の映画館が復活の兆しで今後、延期されていた洋画大作が日本でもどんどん公開されていきます。「油断していて公開が終わっていた!」なんて事にならないようにお気をつけください。今回はハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(2014)と『ゴジラ キング・オブ・モンスター』(19)そして『キングコング:髑髏島の巨神』(17)がクロスオーバーする、7/2(金)公開『ゴジラvsコング』をご紹介いたします。
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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に続く、モンスター・ヴァースの第4弾にして、シリーズ総決算となる本作。ですが過去作を観ていない・・・と言う方も気になさらずに~!血湧き肉踊る頂上決戦を前に細かいことなんて気にしてられっかーーー、となるに違いありませんので・笑
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モンスターの戦いで甚大な被害を受けた地球にゴジラが再び姿を現し、フロリダの大企業エイペックス社を襲撃、世界はまたもや危機に陥ります。ゴジラが暴れまわる原因を見いだせない中、エイペックス社と未確認生物特務機関“モナーク(MONARCH)”はネイサン・リンド博士(アレキサンダー・スカルスガルド)やアイリーン博士(レベッカ・ホール)のチームを中心にキングコングを髑髏島(スカルアイランド)から連れ出し巨大怪獣のルーツを探ろうとします。それがゴジラ対コングという最強対決を引き起こすことになるのですが・・・
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ゴジラvsコングとなると、放射熱線を発射するゴジラがどう考えても強いだろう、と思わなくもないですが、フットワークが軽い上にヘビー級の肉弾戦に持ち込めるコングだって勝機はあるよね~、などと妄想するのも楽しい本作。これまでになく、テンポよく物語は進んでいくので益々「早くバトルを!バトルを見せておくれや~」と観ているうちから期待も高まります。
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破壊神ゴジラの不敵かつ圧倒的存在感を際立たせつつ、コングは聴覚障害を持つ少女ジアの手話を理解するスキルを獲得し、さらに感情移入させやすいキャラ設定に。大人たちが右往左往する中、コングと強い結びつきを得る少女ジアはその小さな体で必死にコングを守ろうとします。と、なってくるとますます「コング、頑張って~」な気持ちにもなりますが、ゴジラとの闘いはもちろん簡単なものではありません。
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後半のガチバトルは「怪獣映画だもの、こういうのが観たかった」と心から思わせてくれる展開のつるべ打ち。スピーディーなカメラワーク、アップと引きのバランス、そして思いの外、身体能力が高いコングがワンクッション溜めてからお見舞いするパンチ、それを向かえるゴジラも背びれも使って応酬と、観ているこちらのテンションもドンドンあがっていくこと間違いなし!
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そしてゴジラ師匠とコングぱいせんの死闘は場所を香港に移したあたりからはきらびやかで巨大なビル群という立地を存分に活かしての展開になり、「これだよ!これ~」と心の声が爆発するハズ。
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( ↑ 小栗旬さん、本作でハリウッドデビュー♪)
ジメジメっとした梅雨をスカっとうっちゃるにふさわしい1本なので、ぜひスクリーンでご堪能ください!!
By.M
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