2014年3月アーカイブ

『ワン チャンス』

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人生にくじけそうな皆さん、こんにちは!くじけっぱなしの男住人Aです。
映画やテレビの題材ではそんな僕らを励ましてくれる物語をわりと見掛けますが、今回ご紹介するのはそんな中でも妙にリアリティがあって、ガチで励まされた一作『ワン チャンス』です。大ヒット公開ですよ!

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この映画は、ポール・ポッツさんという今も活躍するオペラ歌手の波乱万丈の半生を描いたもの。どうやらポールさんは以前は携帯電話の販売員をしていた方で、オーディション番組で優勝したことをきっかけにデビューされたそうです。幼い頃から歌の才能だけは抜群だったものの典型的なイジメられっ子で、大人になってもイマイチ地味な生活を送ってきたポッチャリ兄ちゃんです(ファンの皆さま、ごめんなさい)。

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そんなポールくんが不運を乗り越えて世界的なオペラ歌手になるまでを描く本作は、ある意味シンデレラ(?)ストーリー。ただ、彼はちゃんと努力の人でもあるので、だからこそここまで未来を開拓できたのでしょう。ポール・ポッツは一日にして成らず、ということか・・・やっぱり人生は甘くない。

ちなみにこの作品にはぜひ注目してほしいキャラがいます。それはポールさんの奥さんになるジュルズさん。自称:キャメロン・ディアス。下のチラシで右下に写っている方ですね。

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(演じるのはアレクサンドラ・ローチさん。2012年公開の『マーガレット・サッチャー』で若き日のサッチャーを演じてました。)

このキャメロン奥さん、果たしてキレイなのかそうでもないのか、超絶に微妙(失礼)。キャメロンに似ているかどうかは、正常な脳では判断できません(笑)。でも映画を観ていると、この奥さんの存在がポールさんの人生を良い方向へ導いているような気がして仕方ないのです。顔はともかくとして(失礼)本当に魅力的な奥さんで、時にダメダメモードなポールさんをそっと支える姿には、もう世のオッサンはイチコロです。僕の今年のベストカップルはポール&ジュルズで決定ですね。もしこれが美男美女カップルだったら、きっと僕は「何だよ、結局世の中顔だよな!」とブサイクのひがみを炸裂させて終わりなので、そういう意味でもとても良かったです(失礼)。

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(さて、ここからはイベントレポートに突入!)

そしてそんなポール・ポッツさん(ご本人)が映画の公開を前にデヴィッド・フランケル監督とともに来日され、都内の教会でプレミアイベントが開催されました!イベントにはお二人のほかに、日本から荒川静香さんと藤澤ノリマサさんがゲストとして登壇。
藤澤ノリマサさんは“ポップオペラの貴公子”と呼ばれる実力派で、イベントではポールさんとの生デュエットも披露。
荒川静香さんはトリノ五輪でプッチーニの名曲「誰も寝てはならぬ」を用いた演技を披露してくれましたが、その曲はまさに、ポールさんが運命を変えたオーディションで歌った曲。そんな縁もあって、会場に駆け付けてくれたのでした。
皆さんのコメントを写真とともにお楽しみください!

【ポール・ポッツさん】
人生が映画化されるのは普通は死んだ後だと思うので、少し不思議な気分ですが(笑)、笑えて温かい気持ちになれる素晴らしい映画です。一番届けたいメッセージは「チャンスを掴むことができるのは周りにサポートしてくれる人があってのこと」「そして何より諦めないこと」です。

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【デヴィッド・フランケル監督】
この映画はラブストーリーでもあります。信じ合い、支え合いながら夢を叶える物語だと感じていただければ嬉しいです。本作では周りの人たちに愛され、そして生きていく姿を描いています。人生は色々あって七転び八起きですが、この作品からインスピレーションを受けて、自分を高めるのに役立ててもらいたいと思います。

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【荒川静香さん】
私は「誰も寝てはならぬ」に2度運命を変えてもらいました(2004年、2006年)。ポールさんもこの曲でチャンスを掴んだということで、嬉しい縁だと感じています。この映画は耳で、目で、そして心で楽しめる作品です。

ここでポールさんが「誰も寝てはならぬ」を豪華に生披露!
荒川さんも「鳥肌が立ちました!」と大興奮。

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2曲目は藤澤ノリマサさんとポールさんのデュエットで「ムーン・リバー」!
「このデュエットはまさに“ワン チャンス”です!興奮して2日前に熱を出しました(笑)」とアツい口調の藤澤さんでした。

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(こんな豪華コラボ、もしチケットが売ってたらプレミアものですね・・・。)

そしてブログの最後にオマケ情報。オペラファンの皆さんは映画の中の歌唱シーンにぜひご注目を!実はその歌声はポール・ポッツさん本人が吹き替えてます。贅沢!

By.A

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『LIFE!』

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 こんにちは、女住人Mです。
今回は予告編を初めて観た時から公開をず〜っと楽しみにしていた『LIFE!』をご紹介いたします。
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 シネマイクスピアリでは本作の公開にさきがけて試写会を開催したのですが、その際にお客様に・・・・
・「ベン・スティラーの映画だったので興味があった。音楽、映像、物語と全てパーフェクトだった。
ラストが良かった。とっても幸せな気分。」
・「面白かった。ベン・スティラーがすごく良かった。人生は色々頑張れば、最後に報われます。」
・「素敵な話だった。音楽も良い。身体がアツくなって、元気になれた気がした。」
・「とても満足。共感度も高かった。結構リアルな感じで、男女共におすすめできる。」
・「ベン・スティラーのファンだったので予告を見た時から気になっていた。音楽も盛り上げてくれるし、感動した!」
などなど、絶賛コメントをたくさん頂いておりました!

 主人公は雑誌「LIFE」の写真管理部に勤めるウォルター・ミティ(ベン・スティラー)。あまり人付き合いがうまくなく、気になる女性シェリル(クリステン・ウィグ←このキャスティングがまた最高!)にも声をかけられないでいます。空想の世界ではいつも新しい一歩を踏み出せるのに・・・毎日、同じような日々を過ごしていたウォルターに雑誌「LIFE」の休刊とオンライン化のニュースが舞い込み、大規模なリストラが発表されます。
そんな折、最終号の表紙を飾る写真のネガだけがどうしても見当たらない!ウォルターはカメラマンのショーン(ショーン・ペン)がその在りかを知っていると踏んで、消えたネガを探すべく、彼を探す旅に出る一大決心をする。それはウォルターの人生を一変する旅となります・・・・
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 もうだいたい、予告から秀逸だった本作!毎日をルーティンのように過ごしている、一見どこにでもいるような男。空想、妄想の力だけは逞しく、平凡な日常や嫌なことはそれでもって切り抜けている男。もうその設定で「この主人公はあたしや!」と言う共感。普段から妄想を食って生きている私にとってこの映画はきっと何か新しい気付きをくれるに違いない、何かパワーをくれるに違いない、そう思って望んだ『LIFE!』はむっちゃ優しい映画でした(涙)

 妄想癖のせいで自分の内へ内へいっているウォルターだけど、42歳だし、仕事もなんだかマズイことになってしまっているので、ついに現実に冒険せざるを得ない状況になります。ウォルターは「LIFE」最終号の表紙を飾るハズのネガを探すべく、カメラマンのショーンをNYから北極圏のグリーンランド、海上からアイスランドとロードムービーさながらに追いかけます。スクリーンに広がる風景はまさに絶景。自分もウォルターになった気分で目の前に広がる世界を堪能出来るのもこの映画のポイント。(風景とシンクロするサントラがまた最高!)
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そして、そんな奇想天外な旅を救うのはウォルターが心を寄せるシェリル。と言ってもまだ何もアクションが取れていないウォルターなので、彼を救うのはウォルターの妄想内シェリルではありますが・・・。さて、主人公に妄想癖がある場合にはだいたいその物語は「空想、非現実の中にいるのでなく、現実の世界に生きようよ!」というテーマが描かれるのがセオリーです。本作も、妄想することで他者となかなか繋がれない男の不器用さを描き、妄想し過ぎて深読みしたり、ぼ〜っとし過ぎて人に笑われたりと、妄想が現実の足を引っ張ってしまうこと、妄想のせいで臆病になり過ぎて現実に生きられない男を描いているのは確かです。

でも、いざ現実に立ち向かおうとする時に彼の背中を押すのは妄想なのです。写真の中のショーンがウォルターを誘ったように見えたから彼は旅立ちを決め、妄想のシェリルが「Space Oddity」を歌ってエールを送ってくれたからヘリコプターに乗って、ショーンを追いかけることが出来るのです。想像力があったからこそ、現実にも立ち向かえた。このメッセージは私にとっては励ましの何ものでもありません。だって妄想する想像力は時には現実と立ち向かえる武器になるってことですもんね。妄想力と現実性の両方を肯定してくれたんだよね。(感涙)
そして、現実の世界にどんどん足を踏み出し、ウォルターは空想の中だけでなく、現実の中でも冒険することが出来る男へと変化していきます。

 本作は日本では「ナイト・ミュージアム」でお馴染みのベン・スティラー(略してベンステ)が監督・製作・主演を担当。コメディアン俳優でありつつ、ニューヨーカーでインテリな彼は実は結構スノッブだったりします。それを笑いに変えるシニカルな面を持つ彼が、年を重ね「もっとまっすぐな気持ちで映画を作りたい」と思って撮ったのが本作だと聞いています。そんなベンステの想いが詰まった本作は知的で都会的で、センス抜群で、なおかつ笑えて、心が軽くなる、とても優しい映画です。私はベンステの新しい魅力をまた発見してしまいました。

 さあ、ウォルターが追い求める「LIFE」最終号の表紙を飾る写真はどんな絵なんでしょう。是非スクリーンでお楽しみ下さい。
『LIFE!』は3/19(水)からシネマイクスピアリで公開中です。

By.M
(C)2014 Twentieth Century Fox

『ローン・サバイバー』

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 皆さんこんにちは、女住人Mです。
シネマイクスピアリでは先日発表されたアカデミー賞関連の作品をいくつか上映中ですが、本年度のオスカーで2部門にノミネートされていた作品を今回はご紹介します。私の中の男が震えた!?『ローン・サバイバー』です。
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 本作はネイビーシールズ創設以来、最大の惨事として記憶された“レッド・ウィング作戦”を描いた真実の物語です。
2005年6月、タリバンの指導者アフマド・シャーの捕捉と殺害“レッド・ウィング作戦”の決行を告げられたアメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの4人マーカス(マーク・ウォールバーグ)、マイケル(テイラー・キッチュ)、ダニー(エミール・ハッシュ)、マシュー(ベン・フォスター)。
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彼らはアフガンの山岳地帯でシャーの存在を確認し、偵察をしていたのですが、偶然、地元のヤギ飼いの農民3人に遭遇してしまいます。このまま解放すれば、間違いなく農民たちはシャー率いるゲリラに密告し、作戦は失敗に終わります。しかし民間人である彼らを殺害することは(法律上も)許されない。想定外の事態を前にマーカスら4人は口論の末、彼らを解放し、基地と連絡を取り帰還することを決めます。その結果、彼らを待ち受けていたのは逃げ場のない山中で200人のタリバン兵の追撃を受ける壮絶な展開だったのです・・・。

 ネイビーシールズとは陸海空の極秘任務を遂行する万能部隊として知られるエリート中のエリートたちが集まった精鋭部隊。そんな彼らが敵のタリバンの息がかかる農民たちと偶然出会ってしまったことで、決断と覚悟の連続を迫れます。特に最初の決断、農民を生かすか殺すか問題・・・その決断は自分、そして仲間の命を左右する上に、作戦の結果をも左右するのです。もうこの緊迫感たるや・・・人道的な決断をした彼らは結果、完全武装したタリバン兵200人に狙われることとなるのです。「あの時、農民を殺しておくべきだったのか・・・・」全編に渡りこの時の判断が全てここに帰結するのです。

そして物語は4人VS 200人のタリバン兵との壮絶な闘いへと向かいます。危険を察知したリーダーのマイケルは基地と連絡を取り帰還の道を選択しますが、無線も衛星電話も繋がらない。連絡を取るべく山の頂上に向かうも木のない丸裸の崖地で、4人はあっと言う間にタリバン兵に囲まれてしまいます。「山頂をめざすんじゃなかったのか・・・」そしてすさまじい緊張感の中、4人は自分を、仲間を信じ、まさに“仲間を生きて帰すこと”のために決断と覚悟を繰り返すのです。「俺はお前を守る、何としてもお前を守る」精神の4人の激闘にもう私の中の男は震えまくりです!
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しかも逃げ場のない山中で負傷も負う4人が何としても生き延びるために選ぶ方法が“崖を落ちる=転落する”ことなのです。戦争映画は「プライベート・ライアン」以前と以降で分けられる程、「プライベート・ライアン」での激戦シーンは生々しいものでしたが、この“転落”シーンは本作が戦争を描いた映画として確実に「プライベート・ライアン」級に記憶に残ることを決定付けるようなシーンです。スタントマンさんは生きているのか不安になるぐらいの壮絶シーンですが、実際にあった話な訳で、本当に信じがたい・・・・。
そして、最終的にこの壮絶な襲撃からたった1人の男が逃げのび、別のアフガン人の男に命を救われることとなるのです・・・

本作では、生死をかけた決断、サバイブするための覚悟、仲間を守ることの意義、いろいろ考えさせられるのですが、逃げることが出来た男はなぜアフガン人に救われたのか、と言うことが引っかかります。彼も羊飼いの農民と同じく、匿うことでタリバン兵に殺される危険があるのだから・・・実はそれはこの地域に伝わる“パシュトゥーンの掟”の存在があったからなのです。それは「助けを求めてきた客人は、どんな犠牲を払っても守り抜く」と言う教え。これがあったから実際にオサマ・ビンラディンはタリバン政権の庇護のもとアルカイダを建設し、それが同時多発テロを引き起こし、後に10年も逃亡しえたのです。“パシュトゥーンの掟”によって引き起こされた戦争、そして生かされることとなったアメリカ兵の命。とても複雑な思いがよぎります。
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これが実話であることが信じられないぐらいですが、そこには仲間を想う底知れぬ強さが存在しています。一人しか生き残れなかったけれど、一人では生き残れなかった。この映画のそんなテーマが私の中の男を震わせました!『ローン・サバイバー』は3/21(金)からの公開です。

<蛇足コメント>
 個人的なオススメポイントは本作が祭り映画「バトルシップ」の監督、ピーター・バーグの最新作であること。
「バトルシップ」では、恋人のためにチキンブリトーを万引きするというダメダメ男を演じたテイラー・キッチュを本作で再び起用。あの時の戦いで恋人の怖いお父さんだったリーアム・ニーソンに認めて貰えたこともあり、本作では成長した姿を見せてくれますって、全然別の映画ですけどね。「バトルシップ」の続編と思ってテイラー・キッチュの活躍を見ると感慨深いので「バトルシップ」大好きなバトルシッパーの皆さんは是非、ご覧下さい!

By.M
(C)2013 Universal Pictures

『アナと雪の女王』

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 みなさんこんにちは。3/3はアカデミー賞授賞式、受賞者のスピーチを聞くだけで毎回涙していた女住人Mです。本年度のオスカー受賞作品のいくつかはシネマイクスピアリでも公開中、または今後公開となりますし、惜しくも受賞を逃した作品もどれも素晴らしい作品ばかりなので是非お見逃しなく。で、今回はそのオスカーで<主題歌賞>と<長編アニメーション賞>を下馬評通り見事受賞した『アナと雪の女王』をご紹介いたします。

 今回のディズニー・アニメはアレンデール国王の娘、姉のエルサと妹のアナという初のWヒロイン。エルサは生まれながらに氷と雪を操る秘密の力があるのですが、成長と共にそれが強くなったため、他の人の目につかぬよう彼女は部屋に閉じ込められ、城も閉ざされてしまいます。そうとは知らないアナは寂しさを、エルサは恐れを抱え成長し、ついにエルサが女王として戴冠式を迎えた日、自身の力を制御出来なくなったエルサは王国を永遠の冬に変えてしまいます。逃げ出したエルサは森の奥深くに氷の城を作り自らが“雪の女王”になってしまうのです。アナは山男のクリストフと相棒のトナカイのスヴェン、途中で出会った雪だるまのオラフとともにエルサを救うために旅に出ます。
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 冒頭で触れたように本作は本年度アカデミー賞<長編アニメーション>をディズニー・アニメーションとしては初めて受賞した作品で(これまで受賞していた多くはピクサーのアニメーションだったんですね) 3/3の段階で全世界興収は10億ドルを突破しており、歴代アニメーションでは「トイ・ストーリー3」に続いて歴代2位を記録していると言う、オスカー会員以上に世界中の観客が既に認めまくっている作品です。だから「迷わず映画館で観れば良いじゃないか!観ましょうよ!」と言うしかないレベル!
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 本作でディズニーが描くのは“雪と氷の世界”。冒頭の氷表現からアニメーションのレベルの高さが伺えうっとり。ミュージカル映画でもある本作は物語の起承転結の立ち上げ部分を一気に見せるのですがこの展開もスムーズで本当に惚れぼれしちゃいます。冒頭から「この子は出来が良い子だ」と安心させてくれる映画な訳です。

そして劇中の音楽がどれも本当に素敵!特に<主題歌賞>を受賞した“Let it go”のシーンは本当に圧巻!この1曲でエルサが人とは違ったことで如何に苦悩し続け、でも王国を飛び出すことで踏ん切りをつけ、これまでと違う自分に、ありのままの自分に初めて向き合えたその歓びと決意を歌いあげるんです。歌そのものが強い!強い!
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この他の曲もどれも素晴らしいのですが、それはやっぱりそれらを歌うキャスティングの良さもあります。字幕版でエルサをイディナ・メンゼル、アナをクリステン・ベル、吹替版は松たか子、神田さやかがそれぞれのヴォイス・キャストです。イディナとクリステンはブロードウェイ・ミュージカルにも出演する実力派。もうむちゃくちゃ上手い!そして日本勢の二人も舞台・ミュージカルで活躍しているだけあって全く引けを取りませんし、むしろ吹替え版の評判もこれまたむちゃくちゃ良いんです!この映画はリピーターが続出する映画だと思うので、字幕、吹替えと両バージョンを見比べて観るとさらに面白いですよ!

 あとはやっぱり肝心な物語が良い!昨今のディズニーのヒロイン像がそうであるように、エルサとアナもただ王子様が助けに来てくれるのをひたすら待つだけでなく、自分から道を開いていこうとします。本作ではその重要な鍵は“真実の愛”を見つけることですが、アナは自分の中にあった壁を克服することでその答えを見つけます。周りに助けられることで周りへの感謝をさらに深め、自分のためだけでなく、自分でない誰かのために選択し、自分の道を自分で掴む。胸熱ですよーーーー!
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(ディズニーアニメと言えば主人公を支える名わき役がかかせません。
今回は雪だるまのオラフがそれを担います。映画を観終わった後はオラフ人気が急上昇となること間違いなし!ですよ。)

 まだまだオススメシーンはありますが、実際にご覧になって満喫して下さい!本編前に付く恒例の短編は『ミッキーのミニー救出大作戦』、これがまた過去と今のディズニーが融合していて、3D効果もとっても活かされた作品なのでこちらもお楽しみに!

 映画を観終わったら思わず♪レリゴ〜、レリゴ〜(Let it go)、か♪ありの〜ままの〜と唄いながら劇場を後にしてしまう確立90%の『アナと雪の女王』は3/14(金)のホワイトデーからの公開です。シネマイクスピアリでは2D字幕、2D吹替、3D字幕版の3バージョンでのスタートですよ!シネマイクスピアリ限定のキャンペーンも実施しますので、『アナと雪の女王』はここで観るしかないっ!

By.M
(C)2014 Disney

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