『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
今回ご紹介するのは全米でも日本でも初登場1位でスタート、人気映画の続編12/3(金)公開
地球外生命体<シンビオート>に寄生され“ヴェノム”と名乗る寄生体と一心同体になってしまったジャーナリストのエディ(トム・ハーディ)。未解決事件を追い、刑務所で連続殺人鬼クレタス(ウディ・ハレルソン)の取材中、彼に噛みつかれてしまいます。クレタスの死刑が執行される時、エディの体内のシンビオートがクレタスの中で増殖してしまい、凶悪なカーネイジが誕生!前作を凌ぐ“最悪”な展開が繰り広げられることに!
マーベルコミックではスパイダーマンの宿敵として描かれ、ダークヒーローとして人気の“ヴェノム”。見た目はかなりグロいのに、2018年に公開された1作目から日本でも大人気。ヴェノムに寄生されたエディはご主人さまではありますが、内なるヴェノムの方がパワーモリモリなので、始終エディはヴェノムに振りまわされっぱなし。人間を食べるのが大好きなヴェノムですが「悪人以外を食べない」というエディとの約束の元、二人は喧嘩をしながらも仲良く!?共同生活を送っていました。
が、そこに登場したのが残虐な敵カーネイジ。ヴェノムと同じ穴のむじな的な存在ではあるのでパワーは互角。でも元々非道な殺人鬼クレタスが主(あるじ)なので犯罪者の収容施設に25年も幽閉されている恋人シュリークを助けたい、自分たちを抑えつけていた警察、そして自分を執拗に追っていたエディに復讐したい、とやりたいことテンコ盛り!負のパワー全開で暴れまくります。
そんな時になんとエディとヴェノムはお互い共にいることにストレス過多となってしまい大喧嘩。(どんな展開やね~ん)ヴェノムはエディのアパートや大事なものを破壊しまくりどこかに行っちゃった~。しかも、エディの元婚約者のアン(ミシェル・ウィリアムズ)がついに今の彼氏ダンと幸せになろうとしていて、エディさらにピーーーンチ!
そう、エディは主人公だけどいわゆる正義のヒーロータイプではありません。真っすぐが故に不器用で失敗しがちな憎めない、いい奴!なのでアンも、ついでに今カレのダンまでピンチの時はエディを助けちゃうし、ヴェノムも何だかんだでエディと一心同体という、他のヒーローものとは一線を画すキャラクター設定がヴェノム人気の理由と言えましょう。
また昨今のヒーローものは設定や物語自体も壮大なので上映時間も長めですが本作は約90分とコンパクト!短尺の中でアクションやドラマ、コメディちっくな展開ともりだくさんなのでサクサクっと観られるところも、映画を観る前の気負いが少なくて済むのもいですね・笑
そしてマーベル映画と言えばエンドロール後の映像。いつも以上に「どひゃ~」な展開があるので最後まで席を立たずに「どひゃ~」となってください!
二人のバディ感は益々抜群なので“エディとヴェノムのほのぼの日和”みたいなスピンオフも観たいな~、という気もしますが今後も何だか“最悪”な事件が起こりそうですYO!
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