こんにちは、スパイ映画が大好きな女住人Mです。2015年はスパイ映画の大豊作YEAR!その流れにもう1本加わります。今回ご紹介する映画は11/14(土)公開の『コードネームU.N.C.L.E』です。
舞台は東西冷戦下の60年代。CIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)とKGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)は謎の組織の核開発を阻止するべく、敵対する者同士でありながら手を組むことに。組織への潜入の鍵を握るドイツ人科学者の娘ギャビー(アリシア・ヴィキャンデル)を守りながら、敵を追うことになります。
当初はソロ役にトム・クルーズを置いてスタートしたこの企画。トムさまのライフワーク「ミッション:インポッシブル~」の撮影時期との被りがあったりで「スーパーマン」でもお馴染のヘンリー・カヴィルがソロに抜擢されたのですが、いや~もうそれで大正解。トムさまは本作を降りたことで「ミッション~」という素晴らしい1本を完成させてくれましたし、本作にとってもヘンリー・カヴィルとアーミー・ハマー(以下、アミハマさん)の並びの方がバランスは絶対良かったですね。米ソ関係が緊迫している時代背景があるので、トムさまとアミハマさんだと、どう見てもトムさま扮するCIAのアメリカが有利じゃない?って見えちゃいますからね。敵対する二人はたまたま利害関係が一致したので協力し合うのですが、何かあれば出し抜いてやろう、という気満々なので、二人がレベルの拮抗した優秀なスパイに見えるからこそ物語も栄えるってものです。
監督のガイ・リッチーは「シャーロック・ホームズ」もそうですが、タイプが違うコンビ同士のバディものは得意なので、このキャスティングでなかったら魅力半減だったかもしれません。いつもはスーツでキッチリしているヘンリーさんの御髪が激しいアクションになると「キングスマン」のコリン・ファースよろしく、前髪がハラリと乱れる感じや対するアミハマさんの約195㎝の長身とその甘いマスクという高スペックを備えながらも生真面目というギャップキャラで観客を魅了しちゃいますYO!とにかくスタイリッシュ、エレガンスなシャレオツSPYアクションなので普段スパイ映画など観ないわ~、という方にも是非観て頂きたい!実際問題、二人が追っているのは核開発を企む組織なんですが、全力で戦いつつも、基本エレガンス~なのでイリヤが敵にやられそうになっている時にソロは余裕ぶって素知らぬふりをしたりするシーンなんかあって、エレガンスを越えて余裕かまし過ぎです。でもやっぱり大人の男はいかなる時にも余裕をかますぐらいの方が色気があって良いですね。
そして、イケメンスパイの2人の間に現れるヒロイン、ギャビーがまた可愛い!潜入捜査のため素敵ワンピの数々を身にまとうのですが、ギャビー演じるアリシアちゃんが華奢でバンビみたいなので、どれもお似合いでうっとり。ちょっとハスキーヴォイスっていうのも良いですね。そんなアリシアちゃんは今年ハリウッドで大ブレイクし、マット・デイモン主演の「ジェイソン・ボーン」シリーズほか話題作に続々出演が決まっているので今後もご贔屓に!(そう言えば「ミッション~」で一躍注目されたエルサ役のレベッカ・ファーガソンもアリシアちゃんもスウェーデン出身。今、北欧女子が熱い!)
スパイものと言えばイギリスが出てこない訳にはいきませんが、そのあたりはヒュー・グラントが登場し、きっちり押えるのでその展開は本編でお楽しみ下さい♪
『コードネームU.N.C.L.E』は11/14(土)からシネマイクスピアリにて公開です。
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