話題の新作映画: 2011年8月アーカイブ

『神様のカルテ』

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熟女を愛する男性の皆さん、そして美熟女に憧れる女性の皆さん、こんにちは。
男住人のAです。

さて、早速ですが今回のブログ記事の主役をご紹介します。ある時はカリスマ熟女、またある時は永遠の小悪魔、その名も女優・加賀まりこです。古くはATG映画『とべない沈黙』や『月曜日のユカ』、最近では『花より男子』で若者の認知度にもグイグイ食い込む名女優っぷりはあえて説明不要でしょう。ちなみに僕の「My Best・まりこ」は小栗康平監督の『泥の河』(本当に名作!)。この映画でまりこ姐さんの魅力にハマった僕は、「生・まりこに会いたい!」の一念で、『ハムレット』などの出演舞台まで追いかけるようになり、今に至ります。

そして、いまだ「今日も明日も六本木!神楽坂は私の庭!」的イメージを醸し出す(?)加賀まりこさんがこの『神様のカルテ』で演じたのが、末期がん患者の女性・安曇雪乃。女性は大学病院から見放され、櫻井翔さん演じる主人公・一止の元へやってきます。彼女との触れ合いの中で、やがて一止は目の前の患者の治療と最先端医療の研究との狭間で悩み、医者としての在り方を見つめ直していくことになります。

役柄の設定年齢は分かりませんが、加賀さんがここまで「老い」を隠さず演じる姿には、正直驚きました。でもそんな加賀さんの存在が、この映画には絶対に必要だったと思います。哀しくて、でもやっぱり可愛らしい。泣きました。

ちなみにこの作品の脚本を担当したのは、僕もドップリハマった医療ドラマ『ブラックジャックによろしく』も手掛けた後藤法子さんという方。今回もさすがです。

というわけで、気付けばこの映画の主役である国民的人気者、櫻井翔さん&宮崎あおいさんのお二人についてまったく触れないままに今回のご紹介は終了してしまいますが、このブログのコンセプト(ウラ)に免じてお許しください。お二人のファンの皆さんも、ぜひお見逃しなく。

追伸:
熟女ならぬ熟男(?)ナイスミドルであり、日本映画界を支え続けた原田芳雄さんの最後の作品『大鹿村騒動記』のシネマイクスピアリでの上映が、9/3(土)〜22(木)限定で緊急決定しました。
『竜馬暗殺』『父と暮らせば』、そして『タモリ倶楽部』・・・芳雄さんとの想い出は数限りないファンの一人として、僕も改めてスクリーンで楽しもうと思います。

By.A

『シャンハイ』

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こんにちは。「はね駒」以来、渡辺謙ファンの女住人・Mです。

と、なるとこの映画をご紹介しない訳にはいかない!
8/20から公開の『シャンハイ』です。

太平洋戦争開戦前夜の上海でアメリカ人諜報員コナーが殺害されます。同僚であり親友であるポール(ジョン・キューザック)が彼の死の真相を探りますが、捜査線上に上がったのは中国裏社会のボス、アンソニー・ランティン(チョウ・ユンファ)、その妻アンナ(コン・リー)、そして日本軍大佐のタナカ(渡辺謙)で、何れも本性が伺い知れない人物ばかり。
ポールは彼らと接触を持っていくうちに、実は別の顔を持っていたアンナに次第と惹かれ始め・・・と、同時にコナー殺害事件の全貌が明らかになる時、日本が真珠湾を攻撃したニュースが飛び込んでくる!!果たして事件の真相は・・・と言う物語。

本作では、動乱の上海を舞台にそれぞれの思惑で生きる人々をアジア人俳優たちが見事に演じています。
もちろん突出すべきは日本代表・渡辺謙!

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(私がKen Watanabe です)

この時代の軍人と言うことで描かれ方としては損な役回りですが、タナカは大義の元で生きるだけでなく、その根底には愛する人への想いがあった・・・と言う、憂いをもったキャラクターに仕上がっていて、それは謙さんの役作りの賜物だ!と感じます。アジア人のハリウッド進出歴で言えば、アンソニーを演じたチョウ・ユンファが先ですが、スクリーン上の存在は謙さんがかっさらっている感は否めません。そういう意味で謙さんがハリウッド映画でこの位置にいることは本当凄いことだな〜と実感する映画でもあります。

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(チョウ・ユンファ先輩の後ろにいても存在感あります。そう、私がKen Watanabeです)

そしてこの映画、サスペンス要素ありながらそれぞれの信念を貫き通した男女の恋愛映画と言った側面があります。大きな時代のうねりが起きようとしているまさにその瞬間でも、人が生きていく事はとてもパーソナルな想いの上で成立している、そうなっていくものかもしれない・・・そんな事も描かれています。

愛する人のために自己犠牲をする、大人の恋ね〜的『シャンハイ』は大人のデート映画としてもオススメです!

By.M

(c) 2009 TWC Asian Film Fund, LLC. All rights reserved.

『カンフーパンダ2』

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こんにちは。お盆に帰省もせず、親不孝な女住人Mです。

お盆や夏休みと言えば、家族そろって映画を見る機会も多いですよね。
そんな時にオススメ、今日ご紹介するのは8/19(金)公開『カンフーパンダ2』です。

前作「カンフーパンダ」は食べることがとにかく大好きなパンダ・ポーがひょんなことからシーフー老師のもとで修業をし、“伝説の龍の戦士(ドラゴン・ウォリアー)”としてカンフーマスターになるまでを描きました。

さて本作ではカンフーの達人“マスター・ファイブ”の5人(匹?)の仲間と共に平和の谷を守っていたポーの前に世界征服とカンフーの撲滅を企む新たな敵、クジャクのシェン大老が出現!!しかも、シェンはカンフーマスターたちを一気に倒す最新兵器を開発していた!そして、実はポーの出生の秘密がシェンの企てていた陰謀の引き金でもあったのです。果たしてポーは仲間たちと共にシェンを倒すことが出来るんでしょうか?!

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(c)2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved


さて今回「カンフーパンダ2」を見て私、不覚にも涙が出てしまいました・・・。

ポーは本作でこれまで大切に育ててくれたガチョウのピンが本当のお父さんでないと知るんです。(誰も知ってはいましたがね・・・)実はポーは両親に捨てられた子供なんですが、その記憶が曖昧なんですね。一方、敵のシェンも若い頃、非道な制裁を行ったことで両親から見放され、故郷の町を追放されています。
そう、本作では(お互い原因は違えど)両親から捨てられたポーとシェンが善悪の合わせ鏡のように描かれるのです。
でもポーは自分の過去がどんなものであっても受け入れることを学び、今を生きることに目を向けるのです。
そしてポーはシェンとの闘いで「過去は消えることはないけれど、今からでも遅くない!新しい1歩を誰でも踏み出せるんだ〜!」
みたいな事を言い、シェンを善の道に導こうとします。

そうだよね、人ってやり直せるよね。

シンプルなストーリーの中に笑いあり、涙あり、アクションあり。子供から大人まで間違いなく楽しめます!!
リーリーとシンシンも良いけどポーもよろしくね♪的『カンフーパンダ2』を是非ご家族でお楽しみ下さい☆

By.M

『カーズ2』

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こんにちは。どこにも出かけていないのに「日焼けしているね?海に行った?」
と聞かれた女住人M(自黒)です。

シネマイクスピアリと言えばやっぱりディズニー/ピクサー映画。
今回ご紹介するのは『カーズ2』です。

前作は天才レーサー、ライトニング・マックイーンの成長物語を主軸に描かれましたが、今回はその親友のおんぼろレッカー車、メーターが大活躍♪
世界最強のレーサーを決めるワールド・グランプリに参戦したマックイーンは初めてそのツアーにメーターを連れていきますが、彼らはその影で世界支配を目論む、巨大な陰謀に巻き込まれてしまい二人の絆も黄色信号に!彼らは世界を救えるのか?二人の友情はどうなるの??と言う物語。

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今回、陰謀を調査するスパイ車、フィン・マックミサイルとホーリーと言うニューキャラも登場し、“実写映画”顔負けのさらに疾走感溢れるストーリー展開になっています。
そして、ディズニー/ピクサーアニメが子供のもの、と思っている方、特に男性のあなた。侮ってはいけません。『カーズ2』はある意味、ブロマンス映画なんですね。
(注)ブロマンス映画(Brother+Romance):仲が良い男性同士がイチャイチャする、改め男性の友情を描く映画

メーターはマックイーンの事が大好きで不器用ながらマックイーンのためにいろいろ尽くします。でも思われているマックイーンの方は「あ〜ちょっと重い、あ〜何かイライライする」とメーターに八つ当たり。しかも今回、海外ツアー(魅惑的な街・東京)に初めて来たメーターは浮かれ過ぎて、いつも以上にマックイーンにいろいろ迷惑をかけます。それがさらにマックイーンの癇に障るのです。「あ〜そこまでメーターに言わんでも・・・」。その二人のやり取り、まさにブロマンス映画!
これは男性が男の友情を考える映画でもあるんです!!
と言う訳で、子供から大人まで楽しめる『カーズ2』を是非お楽しみ下さい。

本編の前に、「トイ・ストーリー3」のその後を描く短編映画『ハワイアン・バケーション』まで付いて、さらに楽しさ増量中★

By.M

『ツリー・オブ・ライフ』

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はじめまして。男住人のAです。
普段は女主人に仕える身ですので、ときどき現れます。

さて、このブログでご紹介する2作目の映画は『ツリー・オブ・ライフ』です。
映画好きの皆さんなら、まずは本作の監督の名前につい反応してしまうことでしょう。テレンス・マリックです!いやいや、久しぶりですね〜。『シン・レッド・ライン』の時にハリウッドの名優たちが「ノーギャラでもいいから出たい!」と申し出た(らしい)とのウワサを持つ、あのテレンス・マリックです。今回は前作から数えて6年ぶり、5作目にあたりますが、そんな久々の新作でも見事にカンヌで最高賞・パルムドールを受賞してしまうこの監督、やはりスゴイ。

ストーリーの骨子は、厳格な父と、そんな父に反発する息子の葛藤。このテーマ、年ごろを過ぎた(?)男性には少なからず身に覚えがあるのではないでしょうか。ぎこちない父性しか持ち合わせない父親と、そんな父に反抗心を抱き、成長してもいつまでもこだわり続ける息子。僕もその一人です。
そして本作でそんな父子を演じるのが、父親=ブラッド・ピット、成長した息子=ショーン・ペン。アベコベでも通用しそうなトリッキーかつ豪華なキャスティングがお見事。

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©2010. Cottonwood Pictures, LLC. All rights reserved.

こういうややシビアなドラマは、半端に爽やかに、ツルッと描かれるとガッカリするものです。その点、この作品はほどよくウェットで、さらにいつの間にか監督の瞑想世界にまで達してしまうガチンコな一作になっていて、不可解ながらも忘れがたいひと時を体験することができます。

とにかく、百聞は一見にしかず。いまいちうまく言葉で説明しきれないモヤモヤを残しつつ、
「良い映画ってそういうものだよね」という逃げ口上とともに、僕の初のブログ紹介はこれにて終了します!
こういう映画が似合う大人の男になりたいぞ的『ツリー・オブ・ライフ』は、8/12(金)からいよいよ公開です。

予告編で流れる「モルダウ」の音楽が、今も脳内ヘビロテ中。パソコンからこのブログをご覧の方は、今すぐ映画公式サイトをチェックしてみてください。

By.A

こんにちは。女住人・Mです。

このブログで記念すべき第1作目にご紹介するのは、7/29(金)公開の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』です。

本作はハリウッドで数々の大ヒット作品をプロデュース&監督するマイケル・ベイの最新作!マイケル・ベイは映画でもって、たくさんのお金を生みだし、ハリウッド社会でとても信頼されています。それ故、誰も彼には文句が言えない“俺様、ベイ様”という大きな存在です。(若干、推測ではある・・・)

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↑こちらが俺様ベイ様

本作も少年の心を忘れない?!ベイ様映画の代名詞“爆破、破壊、爆破、破壊、可愛い子ちゃん、爆破”というアイテムが♪ワン、ツー、ワン、ツー♪と登場し、迫力満点の作品となりました。いろいろな物を爆破、破壊していたら上映時間が若干長くなりましたが、“俺様、ベイ様”の作品なので特に問われる所ではありません。
そして、信頼の厚いベイ様はこれまた現代ハリウッドの神・ジェームズ・キャメロンからも「おまえの撮影能力は半端ないな!『アバター』で使った3Dカメラの技術、俺がサポートしてやるから、次の『トランスフォーマー』は3Dで撮りな」という感じのバックアップ体制を貰い、シリーズ初の3D作品として本作を手掛けたのでした。
キャメロンのお墨付きもあって、これまでも十分目が回る驚愕映像を作り出してきたベイ様ですが、本作ではその映像も猛烈にパワーUP!!その迫力たるや「アバター」以来と言っても過言ではありません。とにかくど派手にドカ〜ンとぶちかましてやりました的『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』はぜひスクリーンで、そして3Dでお楽しみください☆
おにいさん、あたい待ってるよ!
By.M

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©2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved. HASBRO, TRANSFORMERS and all related characters are trademarks of Hasbro. ©2011 Hasbro. All Rights Reserved

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