『チャーリーズ・エンジェル』
アカデミー賞が発表されました!話題は何と言っても『パラサイト 半地下の家族』が外国語映画として初の作品賞ほか主要4部門(監督賞、脚本賞、国際長編映画賞)を受賞したこと。オスカーの歴史に新たな一頁が加わった快挙の受賞です。見事な脚本、絶妙なアンサンブル演技、想像の先をいく展開。きっと多くの人の心を刺激する1本だと思います。シネマイクスピアリでも上映中ですので、是非スクリーンでご覧ください!
さて今回はあのエンジェルたちが復活するご機嫌な1本を。ご紹介するのは2/21(金)公開『チャーリーズ・エンジェル』です。
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その昔、TVシリーズで人気を博していた“チャーリーズ・エンジェル”。キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューで映画化されたのが2000年。え~、もう20年も経ってしまったのーーー!と驚きを隠せないところはありますが、バリモアが製作総指揮として名前を連ねつつ、新生チャーリーズ・エンジェルの誕生です。
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天才プログラマーのエレーナ(ナオミ・スコット)は自身が開発した新エネルギー源“カリスト”が軍事利用されそうになっていたことに気付き、女性エージェント組織“チャーリーズ・エンジェル”に調査を依頼。でもそれを機に命を狙われるようになります。指令塔のボスレー(エリザベス・バンクス)はサビーナ(クリステン・スチュワート)、ジェーン(エラ・バリンスカ)と共にエレーナを守りつつ、調査を開始します。
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パワフルでかっちょいー女性がアクションするだけでテンションが上がってしまう私は冒頭、クリステン・スチュワート扮するサビーナが活躍しちゃうシーンから「フォー!!」と歓喜の声をあげちゃいました。
子役からスタートしたクリステン、「トワイライト」シリーズでスターになった彼女も今年30歳。ファッショニスタとして、そのジェンダーフリーな生き方も常に注目を浴びている彼女が劇中、その美貌を活かして悪いヤツをどんどんやっつけちゃいます。スポーティーなパンツルックからゴージャスなタイトなミニワンピ、ロングからショートヘアとその変貌を観てため息をつくためだけにこの映画に時間を割いてもいい!と思っちゃう。
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またエンジェルに仕事を依頼したことでその知性が買われ、エンジェルの新規メンバーとして誘われるエレーナは昨年公開『アラジン』でジャスミンを演じたナオミ・スコット。ジャスミンの時同様、可愛らしさの中に芯がある今回の役もぴったりだし、依頼人だったのにエンジェルにスカウトされる展開もいいですね。
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元MI6で今はエンジェルのジェーンを演じるエラ・バリンスカは高身長スタイル抜群の美女ときたもんだ!こんだけ美しく、スタイル抜群な彼女たちが男たちを羽交い絞めにするんだもの、日頃のストレスも発散出来るってもんです。男性も強い女性、お好きでしょ♪
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女性のエンパワーメントMOVIEの色合いが濃すぎて男性の扱い(特にやっつけられ要員)がゾンザイ過ぎやしないか?と思わなくもないシーンは多々ありましたが、前作よりスタイリッシュになっている分、“チャリエン”ニューカマーな若い子たちにこそ観てほしいーー!
By.M