ウラシネマイクスピアリブログ

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『ホーンテッドマンション』

「ようこそ、999人のゴーストが待つ“あの館へ”」のキャッチコピーだけで心躍っちゃいますよね。今回ご紹介するのはあの人気アトラクションを実写映画化、9/1(金)公開『ホーンテッドマンション』です。

 シングルマザーのギャビー(ロザリオ・ドーソン)が息子トラヴィス(チェイス・ディロン)のために破格の条件で手に入れた、豪華すぎるマイホーム。だがそこは実に999人のゴーストたちが暮らしていた。不気味な怪奇現象に遭遇した二人を救うため、クセが強い4人の心霊エキスパート(超常現象専門家、歴史学者、霊媒師、神父)が集結。果たして彼らはこの“のろわれた館”の謎を解明出来るのか?“恐怖”と“笑い”がノン・ストップで押し寄せるアトラクション・ムービーの誕生です。

 私の周りにも「ランドに行くと“ホーンテッドマンション”は必ず乗る!」と豪語する同僚がいますが、きっとこの映画化に関しても熱い想いを抱いている方も多いでしょう。そして「アトラクションみたいにちゃんと楽しませてくれるの?」という謎の?!上から目線の方もいるのでは?笑

 でも安心してください。なんとこの映画、監督したジャスティン・シミエン氏はなんとカルフォルニアのディズニーランドでかつてキャストだった経歴の持ち主なんです。そんな“ホーンテッドマンション”が大好きな監督が作ったからこその世界観の再現度がパない!もうこの人が監督さんで良かったーーー!

ジャスティン監督、アトラクションに乗りながら発見する秘密の数々が映画を観ながらにして追体験出来るようにと色んな仕掛を施してくれました。きっと「あのシーンはアトラクションのあれじゃないか!こんなとこまでーーー」とテンションがアガっちゃうハズ。“ホーンテッドマンション”好きな方と一緒に映画を観てぜひ語りあってほしいです♪

ゴーストたちにビビったり、クスっとしたりとワクワクの詰まったライド型映画ではあるのですが、それだけじゃなーい、劇中で描かれるドラマもポイントなんです。

この館にやってきたギャビー親子を始め、この物語には大切な人を失い、深い悲しみから抜け出せない人々が登場します。そんな心に傷を負う人たちを1000人目の仲間にしようとゴーストたちが甘い言葉で誘いをかけます。今はいない人との記憶が素晴らしければ素晴らしい程、それに囚われてしまうもの。でもそれにすがっているだけでは前に進めない・・・喪失感を受け止めて共に生きる道しるべをも示してくれます。楽しいだけじゃない、まさかの感動もあるなんて・・・卑怯だぞ!

 この映画を観るのに日本で一番ふさわしい映画館シネマイクスピアリでは、鑑賞前後でもっと楽しんでもらえるように、エントランスの装飾や各フロアーのフォトスポット、イクスピアリ内のショーケース装飾も展開中なので、ジャスティン監督に負けない“シネマイクスピアリのこだわり”もチェックしてくださいね。

By.M