皆さん、こんにちは、女住人Mです。さて毎年このブログで"総括の巻"としてシネマランキングを発表していますが、昨年の第4位に「ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~」を選ばせて頂きました。ひつじのショーンを製作しているアードマン・アニメーションはクレイ(粘土)&ストップモーション・アニメーションで知られています。本年度のアカデミー賞の長編アニメ賞にもノミネート。ご存知の通り受賞したのはディズニー/ピクサーの「インサイド・ヘッド」でしたが、次点はきっと「ひつじのショーン~」だったと思います!そんな"ひつじのショーン"シリーズが早くもスクリーンに再登場です!
今回ご紹介する映画は『ひつじのショーン スペシャル~いたずらラマがやってきた!~』です。
昨年「ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」公開時にこのブログで紹介した通り、キャラクターたちは粘土を利用し作られ、ストップモーションアニメなので1コマずつ動かしそれを撮影し、25枚撮ってやっと1秒の映像になっています。だいたい1日で6秒ぐらいの映像にしかならないそうで、制作期間は気が遠くなる程かかります。昨年映画が公開されすぐ第二弾というのは物理的に厳しい・・・という訳で?!本作はTVシリーズで人気を博した「ひつじのショーン」のベストセレクション5本に加え新作TV作品「いたずらラマがやってきた!」をスクリーンでお披露目、という内容です。
なので、もともと映画館で楽しんで貰うために作られた「ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」と比較するとコンパクトな作りになっていますが、"ひつじのショーン"の入門編としてはピッタリですし、傑作選なのでおいしいとこ取り!私のような"ひつじのショーン"ファンにとっては、大きなスクリーンでショーンたちの活躍が観られるのは何とも嬉しい限りなのです。だって、可愛いんだもん、だもん。
そして、TVシリーズ用に作られているとは言え、そこに傾けられている愛情や労力が損なわれている訳ではありません!どんな尺であろうと、25コマ分がやっと1秒の映像になるのは変わりませんし、TV用に尺が短い分、物語やショーンたちの魅力はそこに見事に、本当に見事にギュっと詰まっているのです。作り手たちの愛情がどれだけのものか、というのは出来上がったものを見れば一目瞭然です。
日本で「ひつじのショーン」はEテレの子供向け番組として放送されていますが、子どもと一緒に見ていたら自分も好きになったしまった・・・というパパさんがうちの劇場にもいますので、侮ってはいけません。今回はTVシリーズベストセレクションなので本編尺は約1時間とコンパクトな上に大人・大学生1300円/中小900円とお得なプライスです。昨年公開された「ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」はブルーレイ+DVDセットが発売中なので、そちらもオススメで~す!
「ひつじのショーン」は昨年で誕生20周年、『ひつじのショーン スペシャル~いたずらラマがやってきた!~』は3/5(土)よりシネマイクスピアリにて公開です。いや~、もうショーンたちが可愛すぎて売店でグッズをたくさん買ってしまいました。
もうショーンたちったら恐ろしい子!笑
By.M
© Aardman Animations Ltd 2015