『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』

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 皆さんこんにちは、スーパーヒーロー映画が大好きな女住人Mです。バットマンとスーパーマンが大喧嘩をする、そんな映画が作られると初めて聞いた時は冗談かと思いましたが、いやはや間違いなくテンションがアガ↑る1本となっていました。
今回は3/25(金)公開『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』をご紹介します。
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 "善きこと"を第一にするスーパーマンと"悪を制裁すること"を第一にするバットマンの対決を描いた本作、実はスーパーマンを主人公にした前作「マン・オブ・スティール」のラスト、異星人とスーパーマンとの闘いをバットマンサイドから見ると・・・という所から始まるのがポイント。

あの映画が公開された当時、「人間を助けるためにあんなに街を破壊したら本末転倒じゃん」とか「スーパーマンが地球に来なければ、異星人から襲撃受けなかったんじゃないか?」といった意見で映画ファンからツッコマレていたのですが、それをうまく昇華し!?逆手にとって、"善"を成すためには何をしても良いのか?時に"神"のように崇められるスーパーマンという存在が果たして本当にそうなのか、そのパワーこそが災いをもたらすのではないか、というテーマに変えてみせた、なかなかうまい導入です。
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 バットマン、スーパーマン、互いに平和のために、人々を救うために、というゴールは一緒なのですが、そのための原動力になる考えが違ったことで対立することになる、なんとも皮肉な展開です。とは言え、物語はシリアス過ぎる内容にはならず、あくまでもエンタメ色全開で繰り広げられます。何せ本作の監督は「マン・オブ・スティール」に続いてのザック・スナイダーだから。ど派手な絵作りが大好き、計算よりも勢い、これでもか!と言うトゥマッチ感が彼の作品の魅力(褒めてます)で、本作はそんな彼らしさに溢れた1本。話を進めていくうちにツッコミ所がなくもないですが、その都度ザックはこちらのテンションが「うぉぉぉぉ~!」と否が応でもアガ↑るシーンをふんだんに用意してくれています。
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 "バットマン"と言えば最近ではクリストファー・ノーラン監督×主演:クリスチャン・ベール版が絶大な人気を得ていたこともあり、彼が降板を発表し、ベン・アフレック(以下、ベンアフ)が新生バットマンを演じると発表された時は大丈夫か?と不安がる人たちがいたのも事実。そんな私もちょっと不安気味に本作に挑みましたが、ベンアフ頑張ってました!(なんで上から目線!?)あんなにクリスチャン・ベール版バットマンの印象が強いのに関わらず、バットマンを長くやってきました的な風格さえあり、いや~、頑張りました。というかむしろ良かった!
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 スーパーマン役のヘンリー・カビルも「マン・オブ・スティール」に次ぎ続投。端正でギリシャ彫刻のような神々しい顔立ちが"神"のような存在としてのスーパーマン役に本当ぴったり。素性がばれぬようクラーク・ケントの時はメガネ男子になり、恋人ロイス(エイミー・アダムス)のためならまさに火の中、水の中と余念なき王子様対応。これになびかない女子はいないでしょう。
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 そして本作で多くの方のテンションをMAXにするのがワンダーウーマンの登場!バットマンやスーパーマンじゃないのか、という指摘はさておき、超人種族のプリンセス、ワンダーウーマンはバットマン、スーパーマン、どっちの味方なのか?といった謎を秘めながらも華麗に登場するので乞うご期待!

 マーベルシリーズに「アベンジャーズ」があるように、バットマンやスーパーマンが所属するDCコミックスでは「ジャスティス・リーグ」が存在します。そのメンバーたちが活躍する映画がこれからどんどん公開されるのですが、本作の中でその新キャラがいくつか登場します。(ワンダーウーマンもその一人。)この後、悪党集団が活躍する「スーサイド・スクワッド」が9/10に公開、2017年は「ワンダーウーマン」、「ジャスティス・リーグPart1」が公開され、マーベルに負けじとDCコミックス映画もパワー全開でやってきますよ。世紀の闘いはとにかくテンションが上がるので、是非スクリーンでお楽しみ下さいね。

By.M
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