『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』

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 皆さんこんにちは。ブリジット・ジョーンズ、略してブリジョン世代の女住人Mです。
今回ご紹介する作品は11年ぶりのカムバック、10/29(土)公開の『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』です。
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 仕事に恋に一生懸命、だけどやることなすこと裏目に出ちゃう、でもお酒とタバコでストレス発散!そんなブリジット・ジョーンズ(レニー・ゼルウィガー)は愛され系の等身大のヒロインです。今や43才になった彼女はTVプロデューサーとして活躍中なのですが、すったもんだあった腐れ縁のマーク(コリン・ファース)は結局別の女性と結婚し、ブリジットのお一人さまな日常は相変わらず。ところがアメリカ人のイケメンIT実業家ジャック(パトリック・デンプシー)と出会い、なんだか良い感じになっちゃいます。と、そんな時に限ってマークと再会、やけぼっくいになるわ、気付いたら妊娠しているわ、でもその子の父親がジャックなのかマークなのかわからない始末。ここにきてモテ期到来となるのです。
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 いや~ブリジット、40代になってもいろいろやらかしてくれます。正直、11年ぶりというブランク、ブリジットを演じるレニー・ゼルウィガーも実年齢47歳になり、ブリジョン作品を愛でていた私も「さすがにちょっときびしいんじゃないか?」と正直思っていました。同意見な方はきっと多いと思うんです。が、そんな危惧も冒頭5分ぐらいで払拭、いくつになってもブリジットはブリジット、ドジっ子だわ、タイミング悪いわ、でも前向きだわで、気付けば映画を観ながらゲラゲラ笑っている自分がいるではありませんか。

 結局、ブリジットが愛される理由って、やっぱりブリジットに自分を重ねて見てしまうということに尽きるな~、と再確認。スクリーンの中で大事な時に限ってうっかりしちゃう彼女を見てついつい笑ないながら、同時に「あ~私もやるやる、そういうことやっちゃう」と共感し、ついでに自分の過去の失敗や汚点を笑い飛ばしている気分に。だからブリジョンを観るとなんかスッキリするし、元気も出ちゃう。
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今回も映画を観ているとどんどん「そうそう"ブリジョン"ってこう、こう!」と思い出し、ブリジットが失敗しても、同じように年を重ねてもあんまり成長することなく変わらず失敗する自分とも重ね合わせ笑い飛ばしちゃう。それが「やっぱり"ブリジョン"最高だな」という感情に帰結していって、10年以上も前に観ていたものが変わらずこんなに楽しく観られるなんて・・・と、ちょっと感激したぐらいでした。

 そしてキャストの安定感!やっぱりブリジットはレニーしか演じられないし、マーク演じるコリン・ファースも56才になり、この10年でキャリアもこれまで以上に確立し順風満帆、よくぞまた出演してくれた、という思いと共に、堅物で不器用なマークも今のコリンが演じるからこそ味わい深いし、ラブコメでドタバタするコリンを拝めるチャンスなんてもうなさそうですしね。ありがたや、ありがたやです。
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(トム・フォードのスーツをバッチリキメているコリンはたまに「キングスマン」のハリーになるんじゃないか、と思っちゃう瞬間が!笑)

 加えて、新顔で登場は海外ドラマ「グレイス・アナトミー」のイケメン医師でお馴染パトリック・デンプシー。なぜか?!ブリジットにメロメロになるパーフェクト・ガイのジャックを演じますが、これがまた惚れぼれ。マークとジャックというタイプの違うイケメンの間で揺れるブリジット、奪い合う二人のドタバタな展開は私たちがまさに観たかった"ブリジョン"なのです。
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 あっブリジョンと言えば元祖おヒューこと、ヒュー・グラント扮する調子の良いイケメン・ダニエルがいましたが、本作ではほとんど出てきません。にも関わらず、この映画で一番おいしいところを軽やかにかっさらっていったのが誰でもない、おヒューだった・・、その展開も"ブリジョン"らしさ満載なのでお楽しみに!

By,M
(C)Universal Pictures

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