2017年1月アーカイブ

『ラ・ラ・ランド』その1

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 皆さんこんにちは女住人Mです。今回は個人的にも猛烈プッシュ、2/24(金)公開『ラ・ラ・ランド』の来日記者会見に潜入してきましたのでその模様をお届けします。
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 主人公は女優を目指し、ロサンゼルスの映画スタジオのカフェで働くミア(エマ・ストーン)と売れないジャズピアニスト、セブ(ライアン・ゴズリング)。そんな夢追い人な二人のロマンスを描く極上のミュージカル映画が『ラ・ラ・ランド』です。この作品は今、最も熱い映画と言って過言ではありません。なぜそんなに注目されているかと言うと、アカデミー賞の前哨戦と言われるゴールデングローブ賞で主要部門を含む史上最多の7部門を受賞、そして先日発表されたアカデミー賞ノミネートで13部門14ノミネートとその数、史上最多タイ。今回、キャンペーンで「セッション」の監督でも知られるデイミアン・チャゼル監督と主演のライアン・ゴズリングさんが来日!となりました。
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 記者会見会場はいつも以上に熱気に溢れ、立ち見の記者の方も多数。チャゼル監督は初来日で、史上最年少(31歳)でゴールデングローブ賞、監督賞を受賞した若き天才と注目株。ライアン・ゴズリングさんは「きみに読む物語」以来13年ぶりの来日で、シリアス、コメディ、ラブストーリーと様々な役が演じられる人気実力を兼ね備えた役者です。何せアメリカだと彼のぬり絵や文具があったりする程なんです。
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(Hey、ガール。ライアン・ゴズリングだよ。)

 監督は「この映画は本当に愛をこめて作りました。なので日本の皆さまに観て頂けるのが本当に嬉しいです」と、ライアンは「日本の方は非常にロマンチックでミュージカルがお好きだと聞いているので、この作品で来られたことがとても嬉しいです」とごあいさつ。ゴールデングローブ賞の最多受賞やアカデミー賞の最多ノミネートについて監督は「未だにショックが抜けていないけれど同時に光栄だと思っています。心をこめて作ったしチームの皆で限界を突破しながら作り上げた作品なので、多くのスタッフもノミネートされたことが本当に嬉しいです」とコメント。
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本作を作るにあたりこのスタイル、ジャンルをノスタルジックにしないこと、現代的にし、今の人たちに共感出来るものにすること、あまり演劇的にしないでキャラクターも共感を得やすいものにしようといったことをライアンは監督と話し合ったそう。でも映画の中には空想的なシーンもあるのでそのバランスをどうするのかが非常にチャレンジングだったそうです。
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 ライアンはこれまで「ドライヴ」などで演じたようなダークな側面を持った役を演じることも多かったですし、そういうハードな印象も強いですが、そんな彼をキャスティングした理由については「ライアンはどんな役でも出来る多様性のある役者です。楽しい役、ロマンティックな役も演じてきました。映画への知識も豊富でミュージカルに対しても深い愛情を持っている、つまりこの映画をやるのに必要な要素を全部持っていたんです」と大絶賛。それに対しライアンは「今のコメントは僕が原稿を書いたんです。もっと情熱的に言ってほしかったのに!演技指導が必要だったね」と照れ隠しのジョークを言い、会場を笑わせていました。
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 昨今、オリジナル作品がヒットするのは難しいと言われている中でこんなにこの映画が受け入れられているその要因について聞かれると「ミュージカルには他にはない楽しさ、楽観的な感じがあってミュージカルならではの高揚感があると思います。と同時に現実的で正直なストーリーが必要でそれが本作では描かれる。この映画のそういった所が人々の心を捉えたんだと思います。
そしてこの映画の幻想的な要素とリアルな部分のバランスを楽しんでもらえたらな、と思って作ったんですが思いの外、観客の皆さまにはそれを気に入ってもらった気がしています。」と監督が分析。
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ライアンは「映画は映画館で大勢の人と一緒に観て、共有してもらいたい、そういうものを作りたいと監督とは話していました。スマフォで観るもんじゃないね、と。だからこの映画に対して多くの観客の方が映画館に足を運んで、映画を観て、体験を共有してくれているというのはとても嬉しいです」と答えました。
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 本作はこれまでの映画にオマージュを捧げたシーンも多く、それがどんなシーンかといったことがSNS上で話題にもなっていますが、監督は「映画の想い出の中を泳ぎながら作ったところがあったので無意識にいろいろな作品のオマージュが本作には隠されている」と語りました。「この映画は「オズの魔法使い」や「雨に唄えば」を実際にレコーディングしたスタジオで作られたのでその偶然は大きな贈り物のようだった」とも。
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記者会見の最後に日本での大ヒットを祈願して鏡開きも行われ、「日本酒の香りが凄く良いね。もうすぐ呑むたいよ」と、とても楽しそうなデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングさんでした♪
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 そしてただ今、シネマイクスピアリの劇場エントランスが『ラ・ラ・ランド』仕様になっています。映画のモチーフに彩られた装飾とフォトロケーションを是非お楽しみください!また3/1(水)には本作をイメージしたショートレビューショー付き上映も実施しますよ。そちらは劇場HPのTOPページをご覧下さい♪ 
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By.M
© 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate.

『幸せなひとりぼっち』

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 皆さんこんにちは女住人Mです。今回ご紹介する作品は口コミで評判が拡散中、1/14(土)公開『幸せなひとりぼっち』です。
 本作はスウェーデン映画で本国990万人の人口で約5人に1人が観たという国民的映画。昨年12/10に開催した「LiLiCoと映画とおしゃべりとVol.10」でもスウェーデン生まれのLiLiCoさんに「この冬、絶対観てほしい1本」と大絶賛を頂きました。そして都内で公開されるやいなや大ヒット、それを受けシネマイクスピアリでも緊急公開と相成りました。
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 主人公は妻を亡くし独り身、43年も勤めた会社も突然クビになり、悲しみにくれているオーヴェ(ロルフ・ラスゴード)59歳。昔っから口うるさく、ルールは厳格に守り、他人のやることにもいちいち口を挟む、何かと文句が多い彼は近所の鼻つまみ者だったのです。そんな彼の家の向かいに新しい家族が引っ越してきたことで、彼の人生は変化していきます。
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 本作はもともとスウェーデンのベストセラー小説。頑固で気難しい父の日常を原作者がブログにアップしたら「うちの父とそっくり!」と共感コメントが多数届けられたことをきっかけに小説にしたそうです。という訳でこの映画で語られる頑固おやじオーヴェの日常は「そうそう、なんで年を取ると人ってこんなにワガママに拍車がかかるの?」と自分の周りだったり、最近いろいろなことが譲れなくなっている自分に対しても思い当たる節があるな~、と他人事ではありません。
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オーヴェは本当に偏屈で、まぁ言っていることは正しくもあるのですが、融通が利かないし、自分の物差しを他人にも強制するので「あ~こんな人とは関わりたくないよ」なんて思っちゃう。でもオーヴェが毎日のように亡き奥さんのお墓参りに行っては一人しょぼぼんと愚痴をこぼしたり、お花を取り替えていたり、近所の人に何だかんだ文句を言いながらも気にはなっている様が描かれるので、どこか憎めない。

 しかも、自暴自棄になったオーヴェは自殺を試みるのですが、これが全くもってうまくいかない。死のうとしている時までも他人が自分のルールに反する行為を目にすると、そっちの方が気になってしまうという・・・笑っちゃいけないのに笑っちゃうんですよね。

そしてオーヴェはいつも奥さんのことを思っているので、物語でも奥さんと過ごした日々が回想シーンのように何度も、何度も登場します。出会い、結婚、日々の生活と幸せいっぱいな中でも時に降りかかる苦難。それも二人で必死に乗り越えてきた、そんなシーンがとても素敵に描かれるので、オーヴェの頑固な行動も受け止められない悲しみへの抵抗なのかな、と考えると本当切なくなります。それでもオーヴェは新しく隣人になったパルヴァネとその家族たちとの出会いであることに気付くのです。自分は結局は独りでは生きられないし、独りで生きていると思っても、全くもってそうではないし、そんな自分も誰かが生きるための支えにもなれることを・・・・。
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本当、年を重ねれば重ねる程、一人楽チン、とか自分は独りで生きているように思うのですが、内に内に入ってばかりだとロクなことはありません。先日「独り身が年を重ね閉ざしていくと行き着く先は"孤独死"」というありがたい言葉を頂戴し、そんな時にこの映画を観た私は、苦手でも別の何かと関わるという行動を年寄りになればなるほどしなければ・・・なんて思ったのでした。なんか寂しい締めになりましたが、本作はちょっとした人との繋がりが心を軽くする、日常をささやかだけど幸せにする、そんなことを描いているとっても素敵な作品なので誤解なさらずに~笑

By.M
©Tre Vänner Produktion AB. All rights reserved.

『2016年総括の巻 その2』

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皆さん、明けましておめでとうございます。新年の初映画は元日の「シン・ゴジラ」からスタートした男住人Aです。

シネマイクスピアリの2016年は、片桐はいりさんのお誕生日をお祝いする映画祭からはじまり、「ズートピア」の大ヒット、夏のディズニー3作品公開、ジョン・カーニー監督の2作品上映、オバケ映画「君の名は。」公開、いくつかの舞台挨拶、そして恒例年二回のLiLiCoさんイベントなど、振り返れば色々あった一年でした。特に後半のアニメ映画の盛り上がりはすごかったですね~。

女住人Mさんに続き、僕も昨年シネマイクスピアリで上映した映画の中から独断と偏見にまみれて選んだベスト作品「2016年総括の巻 Myベスト映画ランキング(男住人Aバージョン)」をお届けします!

まずは10位から4位まで

10位: 「ドント・ブリーズ」
 (ホラーは苦手な僕でも、この映画は大好き。年をまたいで大ヒット中!)
9位: 「怒り」
 (ストロングスタイルな演出と、何より森山未來。思う存分ドンヨリできる映画。)
8位: 「君の名は。」
 (公開前からジワジワ広がったヒットのムードも観て納得。面白かった!)
7位: 「湯を沸かすほどの熱い愛」
 (色々な意味でタイトルを体現する宮沢りえ。同世代の役者さんがこういう役を演じきる姿に感服。)
6位: 「レヴェナント:蘇えりし者」
 (僕の中では、ディカプリオが"女性のプリンス・レオ様"から"俺たちのディカプリオ兄貴"に変わりました。)
5位: 「フランス組曲」
 (2016年の年明けすぐの公開でしたが、一年経っても妙に忘れられない作品。)
4位: 「シング・ストリート 未来へのうた」
 (昨年はこの映画を県内独占状態で上映できたことがとにかく嬉しかった!観てくださった皆さんに感謝!)

そしてそして、ここで番外編。「ザ・ベストテン」と言えば上位ランキングの前におなじみのこのコーナー「今週のスポットライト!」
シネマイクスピアリでは上映していないためこのランキングからは外れますが、昨年出会った名作を一つ。
タイトルは「ヒトラーの忘れもの」。一昨年の東京国際映画祭のコンペティションで上映されて映画ファンの間で話題になった作品(当時は「地雷と少年兵」というタイトルでした)で、昨年末から日本での公開が順次始まりました。いつか旧作上映シリーズ「キネマイクスピアリ~舞浜で名画を~」で皆さまにお届けできればと願っています!

さて本題に戻りまして、いよいよベスト3

3位! 「シン・ゴジラ」
ゴジラフリークでもない僕は「え?このモスラみたいなキャラなに??」「なんでみんなこんな早口??」などとオロオロしているうちに怒涛の展開にのみ込まれ、いつしかトランス状態に。ほかにも震災や戦争(原爆)に想いを馳せたり、ちょっとだけ登場する片桐はいりさんに癒されたり・・・、映画的満足感に満ち満ちた2時間でした。
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2位! 「ルーム」
役者さんはもちろんですが、演出と脚本がとても素晴らしかった!やっと脱出した部屋に帰ろうと言うジャック少年にとって、あの部屋は母の胎内のような場所だったのでしょうか。安易に希望を語らずに心地よい「重さ」がずっと心に残るような作品で、以前に観た松尾スズキさんの舞台「キレイ」を思い出しました。
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そして1位は! 「何者」
この作品の監督&脚本を務めた三浦大輔さんは、僕の大好きな劇団「ポツドール」の作・演出家でもあります。大手配給会社のメジャー作品をあのポツドール(分かる人には分かる)の三浦さんが!?と、ずっと楽しみにしていたのですが、緻密で張り詰めた演出は映画の世界でも相変わらずで、期待以上の絶妙なブレンド感。隠しきれない後味の悪さもたまりません。
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ということで、どこまで皆さんの共感を得られるランキングになっているかサッパリ自信がありませんが、僕にとってはとても充実した映画ライフを過ごせた2016年でした。

今年も、まずは色々あった末にやっと完成したマーティン・スコセッシ監督の新作「沈黙-サイレンス-」(1/21公開)を筆頭に、楽しみな作品がめじろ押しです!
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(遠藤周作原作の物語に日本からも多くのキャストが集結。役者として出演した塚本晋也監督がスゴイらしいですよ。)

2017年もシネマイクスピアリはたくさんの映画作品と当館ならではのイベントを皆さんにお届けできるよう、突っ走ります。
どうぞよろしくお願いします!

By.A

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©2016映画「何者」製作委員会 ©2012 朝井リョウ/新潮社
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『 2016年総括の巻 その1』

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 あけましておめでとうございます。女住人Mです。
今回は毎年恒例の「2016総括の巻 MYベスト映画ランキング(女住人Mバージョン)」をお届けします。
2016年1~12月の期間、シネマイクスピアリで上映した作品の中から選びました。

早速お届けします。女住人Mが選んだ2016年ベスト10は・・・・
10位『スポットライト 世紀のスクープ』
(何をもって仕事を全うするのか。全リーマンに捧げられたリーマン映画としても見どころたっぷりです!)
9位『ハドソン川の奇跡』
(映画のキレ味が最高過ぎる。イーストウッド監督がまたもや華麗に秀作を作り上げている。)
8位『ゴーストバスターズ』
(ソー以上の当たり役を手にした本作のヒロイン、クリス・ヘムズワースが最高過ぎる件。)
7位『ルーム』
(本作で主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンと天才子役のジェイコブ・トレンブレイ君、この2人の演技に脱帽!)

6位『ちはやふる上の句/下の句』(特に-上の句-)
(久しぶりにおばちゃんはキラキラした若い子を観て泣きました。広瀬すずちゃんは言わずもがな、かるたに青春をかける仲間たちが誰も魅力的。私のイチオシは呉服屋の娘にして和の文化を愛する奏ちゃんを演じる上白石萌音ちゃん。可愛い、可愛いよ~!)
5位『マジカル・ガール』
(未だにこの映画の全貌を理解出来ていませんが、それでもなお心奪われてしまった2016年一番の怪作!)
4位『キャロル』
(とにかくうっとり、うっとりでございます。そしてラストのキャロル様の表情にあなたは何を見るのか・・・)

いよいよ上位3位作品の発表です。
第3位は『この世界の片隅に』
昨年からシネマイクスピアリでもロングラン大ヒット上映を続けている本作。目の前にある当たり前がどんなに愛おしくかけがえのないものか、それを心から気付かせてくれた映画でした。コトリンゴさんが担当された劇中音楽も素敵です。
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第2位『さざなみ』
結婚45周年のパーティーを控えた老夫婦に届いた1通の手紙が平穏に暮らしていた二人の日常にジワジワと影を落とします。夫婦の関係性や心境の変化を無駄なく、雄弁に語った本作。役者陣の演技力は言わずもがなですがアンドリュー・ヘイ監督の手腕が光る傑作!
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そして2016年MYベスト映画は・・・・・
『シング・ストリート 未来へのうた』に決まりました!!
2015年のMYベスト映画ランキング2位となった「はじまりのうた」のジョン・カーニー監督作品が2年連続の上位入賞となりました!ここではないどこかに旅立ちたい、そんな夢を抱える少年少女の想いはティーンだった当時の自分のそれと重なり、もう観る度に号泣。「現実は辛い、苦いけれどその中にわずかでも輝く何かを見付けて僕らは生きて行く。人生は"HAPPY SAD"(悲しみの喜び)だから!」本作のこのメッセージに今後も支えられるような気がします。オールタイムベスト級に大好きな1本!!
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以上となりました。
相変わらず、まとまりのないランキングになりましたが、昨年もたくさんの映画と出会えて本当に幸せでした~。今年は2014年のMYベスト映画に輝いた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』が5/12(金)に公開されますし、今年のアカデミー賞の目玉『ラ・ラ・ランド』の公開も2/24(金)に控えていたりと楽しみです!

皆さまも今年1年シネマイクスピアリでたくさんの映画に出会えますように。
本年もよろしくお願いいたします☆

By.M
©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 ©The Bureau Film Company Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2014 ©2015 Cosmo Films Limited. All Rights Reserved.

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