『ジャングル・クルーズ』
この夏、皆さんが見なきゃいけなのはTVでスポーツ観戦ではなくこの映画ですよ。今回ご紹介するのは7/29(木)公開『ジャングル・クルーズ』です。

アマゾンに眠る秘宝“不老不死の花”。あらゆる病を治し永遠の命を授けるがその花を求めた者はジャングルに呪われてしまう・・・その花を探す冒険に繰り出すのは植物博士のリリー(エミリー・ブラント)とその弟マクレガー(ジャック・ホワイトホール)、そしてアマゾンを知り尽くす観光客向けクルーズ船・船長フランク(ドウェイン・ジョンソン)。しかし“不老不死の花”を利用し世界支配を企てるドイツ帝国王子ヨアヒム(ジェシー・プレモンス)らが彼らの行く手を阻みます。

「この夏、何か1本観るなら?」という問いに自信を持ってオススメ出来る本作。まるでアトラクションにライドしているかのようなハラハラドキドキな2時間10分をお約束します!冒頭から“不老不死の花”のありかを導く矢じりをリリーが盗み出そうとするシーンからスタートするのですが、まるでエミリー・ブラント版インディ・ジョーンズさながらでジョン・ウィリアムズの「レイダースマーチ」が聞こえてきそう♪

フランク船長登場シーンもジャングル・クルーズのスキッパー(船長)を彷彿させるガイド、ジョーク連発でドウェイン・ジョンソン(ことロック先生)、このままリゾートキャストとしてスカウトされちゃいそうです。

本作の監督はジャウム・コレット=セラ。これまではリーアム・ニーソン主演の『トレイン・ミッション』『フライト・ゲーム』といったアクション映画から『エスター』『蝋人形の館』といったホラー映画を監督していたので、ディズニーのファミリー映画に抜擢された時は驚きましたが、危険いっぱいなジャングルの設定や最後までスリリングでテンポがいいアクションシーンの数々とこれまでの彼の持ち味も生かされていて、こういう所の抜擢センスは流石のディズニー!
またひと昔前ならロック先生が全面に出てのアドベンチャー映画になったかもしれませんが、強気なリリーが大胆不敵にフランクとやり合う感じは現代風。20世紀始めという時代設定なの当時の女性としては珍しくリリーはいつもパンツスタイルでフランクからも「パンツ!」と呼ばれるのですが、そんな快活な彼女がフランクと行動を共にし、次第とバディとなっていく感じも息ピッタリ。その相性の良さに1作目からシリーズ化を希望したくなります。そして物語はあっと驚く展開もあり、最後までそのスピード感が緩むことはありません。

ジャングルを舞台に心躍る王道アドベンチャー映画の誕生で、夏休みに家族揃って、友達、恋人、同僚を誘って楽しむにふさわしい映画の筆頭です!シネマイクスピアリではエントランスから『ジャングル・クルーズ』一色な上に映画の世界観に溢れる装飾をイクスピアリ内キャトルセゾン様横、劇場内1F売店横のショウケースでも展開中です。是非そちらも映画と併せてお楽しみください。

この夏見逃してはいけないのは映画『ジャングル・クルーズ』ですYO―――!
By.M
(C)2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.