皆さんこんにちは、女住人Mです。春が近付くと待ち遠しいのは桜の開花?いえいえ、やってくるのはディズニー映画最新作の公開というのが舞浜の春!?今回ご紹介する作品は3/10(金)公開『モアナと伝説の海』です。
かつて命の女神テ・フィティの心が半神半人の英雄マウイに盗まれて闇がうまれた世界・・・。
主人公は海に選ばれた女の子モアナ。海が大好きな彼女は島の外に行くことを禁じられながらも海の向こうの世界に憧れをもっています。ある日、語り継がれる闇の気配が島に漂い始めたことを機に、モアナは島の平穏を取り戻すためにマウイを探し女神テ・フィティに心を返しにいく冒険に出かけます。
大ヒット映画を作り続けているディズニー・アニメーション、観る方も新作に対するハードルがどんどん上がっていると思いますが、またまた新しい名作の登場です。さて、ヒット作には名曲の存在ありのセオリーがあります。「アナ雪」と言えば「Let it go~ありのままで~」、映画を観たら最後口ずさんでしまう♪レリゴ~、レリゴ~♪の調べ。それに匹敵するのが本作では「どこまでも~How Far I'll Go~」です。映画を観終わると「あの曲が耳から離れない」と♪どれほど~、遠いのぉ~♪と歌う人が続出するのは間違いなし!劇中でこの曲は主人公モアナによって歌われます。
村長の娘でもあるモアナは小さな頃から父に倣い島のみんなのことを思いながら生活しています。将来的には立派なリーダーになってほしいと願っている父の期待に応えたい、そんな思いと裏腹に「この島の外へ飛び出したい」という気持ちで揺れています。そんな時に「自分の心の声に従ってみなさい」とおばあちゃんから背中を押され自分が本当に望んでいることの始めの一歩踏み出し、その思いを「どこまでも~How Far I'll Go~」の曲に込めるのです。モアナのまっすぐな気持ちがのびやかな声で歌われるこのシーン、きっとこの映画の一番のお気に入りシーンになる方も多いのでは・・・。
そしてモアナが島の外に出て、マウイと出会ってからは楽しいアドベンチャーの始まりです。
旅の途中で海賊と遭遇するのですが、なんと登場からしてこのシーンは「マッドマックス 怒りのデス・ロード」!暴れ太鼓のようなドラム音と共に現れるその武装集団の登場に、本作がてっきり女の子向けの映画と思っていると度肝を抜かれるでしょう。
そう言えば、モアナが旅に出かける理由も「マッドマックス~」とかなり似ています。ディズニーアニメに映画ファンが愛してやまない「マッドマックス~」テイストをぶっこむあたりディズニー、流石です。(実際この映画は「マットマックス~」に影響を受けていると監督も語っています)
と、話がそれてきましたが、旅の途中、何度かモアナとマウイは困難にぶちあたり、時に喧嘩し、彼女は途方にくれます。モアナはこれまでもずっと周りに求められていたこと、どこか既に決められていたことに従って行動していた節がありました。でも冒険をすることで次第と気付いていくのです。自分が何かをしたいと願う時に一体何が大切なのかを・・・・・。
モアナ視点でこの映画を観ると自分をまっすぐ見直すことの大切さを感じさせられる一方、モアナが周りから期待されていること、運命づけられているものに囚われて生きてしまっていたことも感じさせられます。
それは我々も良かれと思って他者に「こうしてほしい。こうがいいんじゃないか。」と自分の思いを押し付けてしまうけれど、でも本当に大切なのは・・・、と気付くこともありますもんね。
とにかく心沸き立つアドベンチャー、魅惑的な主人公と愉快な仲間たち、溢れる夢と希望、珠玉の音楽などなど、皆さんがディズニー映画に求めているものは本作にもてんこ盛り♪是非スクリーンで楽しんでくださいね。
そしてシネマイクスピアリでは恒例のフォトロケーションが登場ですよ~!
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